今年は整形外科の勉強会が多いです
2015年5月31日診療日誌
関西圏は学術的な勉強会も非常に盛んです。私も出来る限り参加を続けており、年間20〜30件ほどの学会やセミナーに参加しています
中には席が限られているため、申し込み時にはすでに満席。。。と参加できず悔しい思いをする人気のセミナーもあります
当院には複数の獣医師が在籍していますので、私の都合がつかなければ別の獣医師が、あるいは、各獣医師の得意分野や興味深く勉強を続けている分野にそれぞれ分かれ、関西圏で行われる学会・セミナーを網羅するようにしています。年間のべ件数では50〜100件に達します。
持ち帰った知識は病院内でシェアし、当院を訪れる飼い主様に等しく提供できるよう努めています。
また、診療終了後にカンファレンス(症例検討会)を毎夜実施し、各位の診療に多面性が持てているか、診療の方向性に問題はないか、各飼い主様のご意向とのバランスに問題はないか、などを複数のスタッフで協議しています。
最近は診療終了後にこれが夜遅くまで続くことが多く、家族にはやや申し訳ない気持ちもありながら、各飼い主様のために、そして若手育成のためにも!と思い、日々頑張っています
お気付きの方もいらっしゃるとおもいますが、電子カルテ化に伴って医局のデザインを一新し、情報共有が今まで以上に容易にできるような仕組みを敷きました。もう少しで理想に近い情報管理体制に移行できそうです。
写真は私のセミナーハンドアウト集ですが、多くの学会誌もすでに電子化を完了しており、文献などがスムーズに検索できるようになりました。
さてさて、著しいシステムの発展ですが、私もハードに負けないよう研鑽を続けていきます
次回は本題の「整形外科疾患」、とくに、「膝関節疾患」についてお話ししてみようと思います。
山本@獣医師