コタツと猫の話
2018年11月19日診療日誌
みなさんこんにちは。
過ごしやすい気候の秋はあっという間に通り過ぎ、季節は初冬を迎えました。
我が家ではコタツが解禁となり、2頭のネコたちが1つのコタツを巡って毎日バトルを繰り広げています。
仲良く一緒に寝てくれれば平和で安心なのですが…どうも折り合いが悪いようです。
「ネコはコタツで丸くなる」という有名なフレーズの通り、ネコちゃんとコタツは切っても切れない関係です。
温かくて、狭くて、暗くて…。コタツの中はネコちゃん達にとっては快適な場所ですよね。
以前も診療日誌に書かせていただいた我が家のココアさん(エリザベスカラーを着けると固まってしまうタイプのネコ)は、電源コードをコンセントに差した音に反応し、まだ温もってもいないコタツの中へとサササッと入っていきます。
そしてそこでじっくり、コタツ内が徐々に温もるのを待つのです。
しかし!そんなココアさんを邪魔するのは2歳年下のさくら(黒猫・♀)。
「あなただけ温もるのは許さない!」とばかりにコタツへと突撃し、ココアさんを追い出し自分だけが温もろうとするのです。
さくらはコタツ内で思う存分一人を謳歌してから、今度は暑くなって外へと出ていきます。
そして無人になったコタツにココアさんがやってきて、再びそこをさくらが邪魔しに来る…というように、コタツを巡る争いはエンドレスに続いてゆきます。
人にとっては可愛らしい小競り合いに見えるのですが、本人たちにとってみれば真剣な戦いなのでしょうね。
我が家の冬の風物詩のご紹介でした。
動物看護師 松尾