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2022年6月26日診療日誌

数年前から非常に多いと感じている病気に、猫の尿管結石尿道結石があります。

先日も3歳の猫さんが健康診断で偶然、尿管結石を発見するに至りました。

たった数ミリの結石が命に関わる重大な結果を引き起こすのですが、これを摘出するのも数ミリの世界観で手術が必要になります。

無事に結石の摘出に成功し、排尿状況も良好。先日の術後検査にて腎臓の数値も問題ないことから経過も良好です。

このほか、オス猫の尿道に詰まってしまう尿道閉塞も多く、以前と比べると結石摘出の手術件数も増えているように思います。

排尿のトラブルは、犬も猫も重症なケースが多く、数日の様子見が、その後に猫ちゃんの健康に大きな影響を与えます。

定期的な健康診断(血液検査や尿検査)は、全ての動物に受けてもらいたいと切に思います。。

山本@午後は手術の日が多い獣医師

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