エリザベスカラーと仲良しに^^
2020年10月3日診療日誌
みなさん、こんにちは。秋らしくなってきましたね^^
今回のブログは、「エリザベスカラー」についてのお話です!
・・・苦手なワンちゃん猫ちゃん、多いですよね。
でも、大切なペットさんたちの身体を守るためには、便利なアイテムなのです!
そして、どこの病院でも使われているものなので、是非慣れていてもらいたい・・・というのが私の願いです。
どんな風に慣れたらいいのか!?そんな疑問を、愛犬ニトアで試した方法を一例として、ご紹介させていただきます♪
1.まずは、今後お世話になるカラーとご対面。お近づきになります。
広げた状態で床に放置。この時点で怪しさ満点だったようで、ニトアは1m以内には近づかず・・。好きなオヤツやおもちゃをそばに置いて距離を縮めていき、カラーを踏んでも動じないようにまで慣れてもらいました。
その後はカラーを丸めて立てた状態で、床に放置。またまた、怪しさを感じたようで、距離を取っていましたが、同じ方法で距離を縮め、慣れてもらいました。
2.動かして慣れる
置いてあることには慣れましたが、動くとなると話は別。ゆっくりと手で動かしたり、丸めた状態で転がしたあと、オヤツをあげていきました。カラーを手で持ったまま、ニトアに近づいてオヤツをあげることも。この段階はあまり怖がらなかったので、すぐ終わりました。
{コロコロ~
3.カラーに頭を入れる
これが第一の難関!まずは置いた状態で、中にオヤツやおもちゃをいれ、自分からのぞくように設置。
のぞけるようになったら、カラーを手で持った状態で、のぞき込んでもらうように誘導しました。
注意!持っている時は、焦ってこちらからカラーを動かさないこと!びっくりして、一気に信用を失います・・・。
4.マズル→耳の前→耳の後ろの順に誘導
マズル
↓
耳の前
↓
耳の後ろ
第二の難関は耳の後ろ!首を戻そうとすると、耳にカラーが引っかかるので驚いてパニックになることがありました。
そのときは、またのぞき込むことから初め、耳の後ろにつけるときは、極上のオヤツをたんまりあげたり、おもちゃで気をそらしたり。一番頑張ったかな。
5.ボタン(マジックテープ)の音慣らし
カラーはボタンなどで丸めて固定するので、音に驚くこともあります。目の前で鳴らしてオヤツやおもちゃをあげることで、慣れてもらいました。が、ニトアは全く気にしていなかったので、一回しかしてません。
これで装着完了!
一度慣れても、数回は慣れる練習を続けてもらうとなお良いです!
今では、カラーを見ると駆け寄ってきます♪
{わくわく♪
以上が、ニトアのカラーと仲良しになった経緯です。
ただし、ニトアはあまり怖がりではないので、上記をスムーズに短時間でできています。おうちのわんちゃん、猫ちゃんに合わせてどうぞゆっくり、トライしてみてください。
番外編!装着する以外の活用法
ご飯を入れてみるもよし、おもちゃ入れにするもよし。
できれば、目に映るところに置いてくださいね♪
少しでも参考になれば幸いです。
看護師:丸山