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2020年7月18日診療日誌

先日行った超高齢犬のわんちゃんの手術のお話をしたいと思います。

 

下腹部に大きな腫瘍があり、これが自壊して、非常に汚い液体と臭いを放っていました。。

(画像は黒丸で加工しています)

もともとのかかりつけ医では、19歳と超高齢であり、手術は難しいとの見解で、これまで長期間に渡って抗生剤等の処方が行われていました。

このままでは治ることはなく、自壊も進んできたため、飼い主様が当院へ相談に来院されました。

 

結果、やはりこのままでは完治に持ち込めず、放置していればいずれ健康状態を悪化させてしまうため、治療には摘出が必要と判断される状況でした。

飼い主様と詳しくご相談させていただき、摘出手術を受ける決心をいただき、先日、腫瘍摘出を行いました。

 

術後の写真はこちらです、抜糸まで綺麗に完治できました!

多剤耐性菌も検出されていたため、心配が尽きませんでしたが、綺麗に治ってホッとしています。

19歳、高齢だからと言うだけで、手術や麻酔を諦めている飼い主様、手術を受けられない動物たちをこれまでたくさん見てきました。

 

もちろん、全員が手術や全身麻酔に耐えられるわけではありません。

でも、適切な判断、設備、獣医師がいれば、19歳でも全身麻酔は可能なんです。

 

この子もこれで長きに渡って戦ってきた不快感から解放されたと思います。

 

山本@全身麻酔にはかなりの勉強時間を割いてきた獣医師