新機種テスト
2010年8月6日診療日誌
今日はちょっとまじめな話。先日より試験運用中の血液検査装置です。他社製に比べ検査結果の正確さが売りのこの機種。現在、院内にてテストを重ねています。
実は血球計算は機械に頼らずとも目視による確認・測定方法もあり、手技的エラーを除けばこれが一番正確だったりします。特に血球系に異常を示す患者さんで詳しく分析を進め、この機種におけるアドバンテージを見極めることにしています
検査機器は我々の診療に置いて欠かすことが出来ない存在です。どの機種にも一長一短があり、それを踏まえて補正を加え、どれだけ真の値に近づけることがにできるかは獣医師の腕にかかっていると思います。それだけに機種の選定は慎重にならざるを得ません。
しばらくテストを続け、どの機種が最も我々にとって大事な情報を迅速、且つ、正確に提供してくれるか、試していきたいと思います
ちなみに。。今日は専門学校の学生さんが2名、病院見学実習に来られています。トリマー科と看護科の学生さんで、将来を担う卵たちです。
山本@獣医師