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2011年2月7日診療日誌

110207.JPG左の写真は、とあるワンちゃんの皮膚から採取した毛包虫と呼ばれる寄生虫です。別名、ニキビダニとも言います。皮膚の毛包(毛穴)内に住む寄生虫で、実はごく少量の数は健康なワンちゃんにも我々の皮膚にも存在すると言われています。

皮膚病で比較的よく遭遇する寄生虫の1種類ですが、この治療がナカナカ難しいdespair

本人の免疫が関与すると考えられているため、キレイに寄生虫を落とし切るまで長期間の投与になることが一般的です。1歳未満の若いワンちゃんはジュクジュクした病変が多く、中齢から高齢のワンちゃんではガサガサした病変が多いですpaper

このワンちゃんは、別の病気の治療中に寄生虫が発見されたため、治療方法にはちょっとした工夫が必要なんです。ここが獣医さんを悩ますところwobblyさて、治癒の行方を追いかけながら、飼い主様と治療の相談をしていきます。

山本@獣医師

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