胃切開による異物摘出
2010年12月6日診療日誌
左の写真は、とあるネコちゃんの胃の中から摘出したカーペットの断片です。頻回に嘔吐を繰り返すとのことで、レントゲン検査の結果、異物誤食が判明しました。
下にものさしをおいて大きさを伝えたいところですが、なにより我々を驚かせたのはその数の多さでした
これだけの量を食べてしまって本人はさぞ苦しかったと思います。。。
今回は催吐処置や内視鏡による摘出が困難だったため、緊急手術となりました。異物誤食は幼犬や大型犬にも多い傾向です。我々なら絶対こんなもん食べへんで~って言う物を動物たちは口にします。中には飼い主様が気付いてコラって怒ったと同時に飲み込んでしまうことも。。
口が届くところに危険なものを置かないのが大原則。皆様をお気をつけ下さい。。
山本@獣医師