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2012年5月26日診療日誌

120526.JPGCT検査やMRI検査と聞くと、非常に高度な検査のように聞こえますが、昨今の獣医療では撮影により診断可能な病気も増え、当院でも撮影を実施する件数は年々増加しています。

改めて、検査のデータを整理していると、ファイルブックが満タンになっていることに気付きました。ここ数年で100症例を超える撮影を行ったことになります。

思えば、ミニチュアダックスフンドの椎間板ヘルニア、ウェルシュコーギーの脊髄疾患、小型犬の脳疾患、腹部巨大腫瘍などなど。いろいろなワンちゃん・ネコちゃんと飼主様との思い出がたくさん詰まっています。

今後も撮影を実施する機会はどんどん増えていくと思います。同時にこれらの検査のような全身麻酔に頼らずできる検査も近年充実してきています。当院でも超音波検査や血液検査の装置は動物医療の中では最新鋭を取り入れました。

日常、遭遇するような嘔吐や下痢のみならず、治療困難な症例にも対応できる幅広い技術と知識を有した動物病院に日々近づいてきているのかな、と感慨深くファイルブックを眺めていました。

 

山本@獣医師

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