クレートトレーニング
2013年2月6日診療日誌
こんにちは 動物看護士の佐藤です
ちょっと地味な写真ですが・・・
デイケアではお昼休み中は『ハウス』でお休みします
みんなそれぞれ『ハウス』を持参しています
実はこのクレートトレーニング(ハウスに入る練習)、とっても大事で・・・
『ハウス』に抵抗なく入れてお休みできる子は、「ON」と「OFF」の気持ちの切り替えが上手くできます
ワーッと遊んでいても、「ハウス」に入ればおとなしくできる・・・自分のコントロールにもなりますね
左の子はミニチュア・シュナウザーのノイちゃん
昨年の写真ですが1回目は「ハウス」に入ると鳴いてたノイちゃん
この日は2回目のデイケア
ぐんと成長して、落ち着いて「ハウス」に入れました
スバラシイ
お友達もできて楽しそうでした
あと狭いところに入ることに慣れている子は、入院やホテルも有利
狭いところに慣れていないと、入院犬舎で大暴れしてストレスがたくさんかかって治るものも治らない!ってなりますよね
あとはお出かけの際も便利
知らない環境でも、いつもの「ハウス」があれば安心して休めます
そして究極は・・・災害時でしょうか
万が一避難することになれば、彼らはケージの中で過ごさないといけません
それでも一緒に避難したいですよね
ちょっと想像してみてください
普段練習していない子は、環境の急変に加え、狭いところで過ごすということに極度のストレスがかかるでしょう
体調を崩したり、鳴き声でトラブルになるかもしれません・・・
クレートトレーニング、是非チャレンジしてみてください
成犬になってからでもできます
多くのワンちゃんが「ハウス」でおとなしくできますように・・・
そして万が一のとき、一緒に避難できますように
佐藤@動物看護士