最終講義を終えました
2014年2月14日診療日誌
昨日は今年の最後の講義でした。1年間で30日間の講義、全120コマを今年も無事に終了できました
最後の講義は毎年同じですが、犬の避妊手術実習です。避妊手術ってどこの動物病院でも普通に行なわれている手術ですが、実はこの術式、獣医師も助手の看護士も一般外科手術の登竜門となる手術なんです
犬の避妊手術には、手術手技における切開・剥離・止血・離断・結紮などの基本動作が全て含まれており、この手術が完璧にできるようになれば、基本的な軟部外科手術を執刀出来るようなります
そのため、専門学校では学生の習熟度が上がった最後の講義に、毎年“シメ”の実習として私の中では恒例化しています。
今年もサポートの現役動物看護士の先生の補助を受けながら、私の執刀のもと、学生諸君とともに避妊手術を完遂出来ました。最後に成長した姿を見せてくれて非常に嬉しかったです
残念ながら卒業式には参加できそうにないため、学生たちと学校で会うのはこれが最後になるので、手術終了後は「センセー、一緒に写真撮って〜」のモテモテタイム?(勘違い?)でした。
今年の学生たちも春から各地の動物病院で活躍すると思います。どうか講師の私の顔に泥を塗らないよう(笑)、精一杯羽ばたいてくれることを祈っています。
山本@獣医師