尿管の手術は非常に繊細な技術を必要とします
2016年8月26日診療日誌
昨日は久々のHJSの外科セミナーで、夜は大阪市内までひとっ走り行ってきました
今回の内容は以前から非常に興味のあった泌尿器科の外科で、特に犬や猫の尿管の手術は非常に繊細で、どのようなコツがあるのか楽しみにして行ってきました。
講義と実習で2時間の内容でしたが、もっと詳しく聞きたい!と思えるくらい収穫の多い勉強会でした
いくつかの自分の手技を改めるのに非常に勉強になりました。
ちなみに写真の1枚目は模擬体を用いた縫合実習で用いたモデルですが、左に延びる管は人医療で用いられる血管の模擬体を利用しています。
直径はなんと約2mmで、髪の毛よりやや太いかどうかくらいの縫合糸で膀胱壁に見立てた湿布に縫っていきます。
非常に繊細な作業ですが効果的な実習でした
山本@獣医師