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2024年4月5日診療日誌

1歳未満のワンちゃん、特に小型犬に多い病気です。後ろ足を庇っていると言う理由で来院される病気の最も多いものの1つです。

医療が進んでもなかなか減らない病気の1つで、当院でも年間を通して来院があります。

残念ながら根本的な原因はわかっておらず、手術が必須の病気です。。

写真は術後(左)と術前(右)のレントゲンですが、壊れてしまった大腿骨の骨頭・骨頚部を切除しています。

この手術の大切な要点は、

・骨頚部の切除角度

・硬膜外麻酔を使った完全な疼痛管理

・術後のリハビリによる広い関節可動域の確保

の3点です。

執刀医、麻酔科医、理学療法を行う愛玩動物看護師の、3者が揃うことで、術後歩き出すまでが非常に早く、問題ない歩行を獲得できます。

当院での整形外科手術は、手術ができる/できない、ではなく、「ちゃんと歩ける」のゴールをどのように考えるか、で設計します。

山本@本日も膝蓋骨内方脱臼(パテラ)のチワワさんの術後を預かる獣医師

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