顕微鏡の研修
2024年1月31日診療日誌
どこの動物病院にも備わっている顕微鏡ですが、便や尿、血液やしこりなど、様々な検査をこなしてくれる大切な機材です。
当院にも役割を分担した2台の顕微鏡がありますが、誰でも除けば診断ができるものではなく、トレーニングが必須です。
特に獣医師だけでなく愛玩動物看護師も顕微鏡を覗くことが多く、提供いただいた便や尿から余すことなく情報を引き出すため、日夜努力しています。
昨年から定期的に実施している顕微鏡トレーニングを先日実施しました。講師が覗いている映像を10人でシェアできるマルチヘッド顕微鏡を用います。
講師に招聘しているのはIDEXXラボラトリーズの小笠原聖悟先生で、動物病院の獣医師なら知らない人は居ないくらい著名な臨床病理医です。
もちろん、愛玩動物看護師だけでなく、獣医師もトレーニングを実施し、日常で来院された診断に迷う細胞診や検査結果を時間をかけ、検討していきます。
研修日は臨時休診させていただくことがありますが、便や尿、血液検査など、どこでもできる検査でもスキルアップを怠りたくありませんので、何卒ご理解のほどお願いいたしますm(_ _)m
山本@2月には小笠原先生主催の獣医学生に向けた外科実習で講師を務める獣医師