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2022年9月12日診療日誌

まだ幼い8ヶ月齢のヨークシャーテリアのわんちゃんが、右後ろ足を庇っているとのことで来院されました。

各種検査の結果、「大腿骨頭壊死症レッグペルテス病)」を強く疑うに至りました。

定期的に診断する病気の一つで、1歳未満の小型犬では非常に多い病気です。

治療は残念ながら手術しかなく、術式は複数ありますが、当院では大腿骨頭・骨頸部切除術と呼ばれる術式を行なっています。

この術式は、壊死した骨を切除するのですが、この切除角度が非常に重要で、綺麗に落としてあげないと術後にも痛みが残ってしまいます。

リハビリも含めて1週間弱の入院でしたが、帰宅する頃には当院3Fのフリールームを駆け回るまで改善してくれました。これほど早く通常歩行を回復してくれるケースもなかなかありません。

抜糸も完了し、8ヶ月の子犬さんらしく、自宅でも駆け回っているとのことでした♪

山本@時々、近隣の動物病院からも整形外科をご紹介いただく獣医師

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