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2019年12月17日診療日誌

とある猫さん。自宅で高いところから飛び降りた時に足を引っ掛けて、そこから足がつかなくなった、とのことで来院されました。

明確に足を庇って腫れていたのでレントゲン撮影を実施したところ、脛骨に斜骨折を発見しました。。

綺麗に割れてしまっているため、こうなるとギブスなどは使えず、手術を行うしか方法がありません。

この骨折の場合、治療方法に行くつかの選択肢を提案でき、それぞれに長所・短所があるるのですが、その中で今回は飼い主様との相談の結果、「創外固定法」で整復を実施しました。

幸い、術後に感染やピンのズレなども発生せず、約2ヶ月で完治しました。

先日、これらのピンを全て除去し、平穏に暮らしてくれています。

当院では、髄内ピンはワイヤリングを用いた古典的な術式、写真のようは強固な骨再生が可能な創外固定法、インプラントを完全に皮膚の下に埋没させることができるロッキングプレートによる整復など、骨折治療についても対応可能です。
もちろん、当院で整復が難しい場合は専門家をご紹介することも可能です。

さて、明日から私は仙台で手術の研修を受けに行ってきます。
少しの間、病院を開けますがご容赦ください。

山本@今日も前十字靱帯断裂の整復手術を執刀したちょっと整形も好きな獣医師

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