口腔腫瘍の勉強会
2019年3月22日診療日誌
昨日は休診日を利用して、東京まで口腔腫瘍の勉強会に参加してきました。
昨今、様々な口腔疾患、歯周病などでの来院が増加中で、当院でも歯科用レントゲン装置や専用のデンタルユニットを導入し、以前に比べ口腔疾患への対応を強化しています。
しかしながら、時々、歯周病かと思いきや実は深刻な口腔腫瘍に遭遇することもしばしばです。
と言うのも、口腔腫瘍は犬猫に発生する腫瘍のなかでも上位の発生率で、さほど珍しい病気では無いからです。
そこで我々や飼い主様を悩ませるのが治療方法であり、それを選択するまでの診断のプロセスです。
正しい診断が得られなければ、正確な治療方法を決定するのが難しいのが口腔腫瘍の特徴で、私も様々なケースを経験しましたが、今回はより深堀して勉強したく、東京まで足を運びました。
時間を割いた甲斐もあり、いろいろと勉強の収穫もありました。
口腔内の「シコリ」は、小さくても悪い病気もあります。
もし何か見つけられたら、早めに動物病院を受診されるようにして下さいね。
山本@会場に座った席の真後ろの2人も大阪からやってこられた仲の良い先輩獣医師で、さらに羽田空港の便ではがエキゾチックアニマルの勉強会に参加帰りの近隣病院獣医師と、偶然の出会いを2回も経験した獣医師