18歳のごんばぁちゃん
2018年6月23日診療日誌
トリマー看護師の中西です。
今日はうちの家族三毛猫のごんの話をします。
ごんは今年で18歳のおばあちゃん猫です。昔は犬とも一緒に仲良く生活していました。
小さい時はお転婆娘で走り回り、大きなあらいぐまのぬいぐるみのお腹に乗って、足踏みしながらチュパチュパしていた甘えたさんです。
出産経験はなく避妊手術はしているのですが、目の開かない月齢の捨て猫を保護した時は、おっぱいはでないもののお乳をふくませお尻を舐めて排泄させたり、自分から離れる赤ちゃんがいたら口でくわえて自分の方へ引き寄せたりと、母性本能たっぷりのごんです。
少年野球をしていた長男が野球から帰ってシャワーを浴びた後は必ず、長男の頭を押さえつけ、坊主頭の水滴を一生懸命取り除いてくれたごんです。そんなところも母性を感じた場面です。
冬はいつも私の布団に入ってきていたのですが、今は次男の部屋に入り浸りです。次男の部屋のドアには「社長室」とかいてあり、ごんは美人秘書なんだそうです。いつもいつも次男に寄り添ってくれているごんです。
先日の地震でも(皆さま、ご無事でしたでしょうか。お見舞い申し上げます)次男と一緒に寝ていたごんは全く気づかず、次男がゴンを抱いてかばってくれていました。
家族の様子をずっと見守っていてくれていたごんは今、乳腺がんを患っています。
2016年6月にしこりに気づき、2017年1月に一度だけ手術でがんを取り除きました。その後は、D-フラクションやサプリを飲ませて経過をみています。
今はがんの再発もありますが、元気にK/Dシチュー缶を美味しそうに食べてくれています。
日々のクオリティーが下がらないように、再発部分を舐めるのて簡易エリザベスカラーで保護し、気持ちよく過ごせるよう気をつけながら、天寿を全うさせてあげられたらと思います。
毎日ごんには「ありがとうね~」と何回も何回も声をかけ、次男と抱っこの奪い合いをしている日々です。
ごんに「ありがと~~~」を言える幸せ、ほんとに感謝~~~~。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。ヽ(*´∀`)ノ