乳歯遺残は歯周病への第一歩です”(-“”-)”
2018年2月5日診療日誌
乳歯が成犬になっても残ってしまっている子は必見です!
通常、7ヶ月齢までには永久歯に生え変わります。しかし、色々な理由で永久歯への生え変わりがうまくいかず乳歯が残ってしまうことがあります。
今日はその1症例をご紹介します。
トイ・プードル、2歳11か月の男の子です。乳歯の生え変わる順番に異常があり成犬になってから永久歯が生えてきました。
その結果「二枚歯」の様になってしまい歯垢・歯石が溜まりやすくなってしまっています。
他の部位に比べ歯肉炎もひどくこのまま放置すると歯周病になってしまうため乳歯の抜歯、歯石除去を全身麻酔下で行いました。
このように早期に処置を行うことが重要です。
今一度、愛犬のお口の中をチェックしてみてください(^^)
木ノ下@獣医師