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2012年9月18日診療日誌

最近、お電話での病気のご相談が増えております。特に、 「他院で椎間板ヘルニアと言われた」 「MRIの撮影をしてほしい」 と言った内容が多いように感じます。

 

もちろん、お電話での問診だけでは詳しい内容は不明なため通常外来で診察させていただきますが、当院で改めて診察・検査させていただくと、必ずしもMRI撮影が必要ないケースもあります

 

先日も他院で椎間板ヘルニアを指摘されたワンちゃんがいらっしゃいましたが、詳しく診察すると、全身性エリテマトーデス(全身性紅斑性狼瘡=SLE)と呼ばれるまったく別の免疫介在性疾患と言うこともありました。この病気ならMRIの撮影は基本的に必要ありません。

 

このように、実際のところはまったく違う病名になると治療方法もガラリとかわりますeye

 

お電話でのお問い合わせだけでは獣医師には十分な病態の把握は困難ですので、必ず診察をお願いしております。

 

その時には今までの経過がわかるように、検査結果や処方された薬など持ってきてくださいね。

 

山本@獣医師

 

flairちなみに、全身性エリテマトーデスは獣医療において確定診断が難しい病気のひとつです。100%の自信をもって診断を出せる獣医師はたぶん居ないのではないでしょうか。。今回のワンちゃんは典型的な症状に加え、多くの検査結果がこの病気を示唆するものでした。今後は免疫抑制剤による治療を検討していきます。