消化器外科の疾患が続いています
2013年11月2日診療日誌
この業界では「続く時には続く」と言うジンクスがあります
何度かお話していますが、僕は動物看護士を育てる専門学校で週に1度の講義に行っています。若い女の子の前で偉そぉ〜に喋っている訳です
そう言った学校には、訓練士やトリマーを育てる課程もあり、犬猫だけでなく、ウサギや小鳥、イグアナなど数十頭の動物も一緒に飼育されています。
学内で飼育されている動物たちも時々体調を崩すこともあり、私も学内で診察と治療の指示を出すのですが、今回学校から診察を依頼されたワンちゃんはちょっと違いました。病状が危険な可能性があり、当院まで連れて帰ってきて精密検査を実施しました。
すると、やっぱり!小腸内に異物らしき病変を確認できました。。すぐさま緊急手術の準備を整え、各種検査をしながらタイミングを見計らい、昨日当院にて無事に手術を終えました
術後の経過も良好で、今は休み時間になると院内を駆け回るまで回復してくれました。愛想の良い子でうちのスタッフからも早速人気上昇中です、返すのが惜しいです(笑
てな話をしながら、この1週間で3例の消化器外科を執刀しました。連日の夜オペでクタクタですが、回復していく動物たちを見ていると癒されます、僕らの仕事の醍醐味のひとつです
山本@獣医師