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2015年3月4日診療日誌

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連載2回目の今日は、動物用集中治療室、いわゆる、ICUと呼ばれるシステムをご紹介いたします。

 

いままで当院で使っていたシステムは、保温管理と酸素吸入がメインでした。

これでも多くの症例に対応ができますが、細かな酸素濃度管理や室温管理が不十分な時があり、特に重症例では入院管理が難しく感じることもありました。

特に酸素濃度は一方的に上昇させ、非常に濃い酸素濃度を吸入させることについて危険視する報告もあり、機械的なシステム管理ができないものかと以前から模索していました。

 

そこで今回新たに導入したのがこの集中治療室ですhospital

 

3部屋ありますが、それぞれ独立した室温・酸素濃度・湿度・換気・照明管理が可能です

 

ちなみに大型犬は下の2部屋のセパレートを外して連結した広い入院室を作ることもできます

 

避妊手術や去勢手術、歯科処置なども含めた全身麻酔後の術後管理や、低体温症・酸素欠乏・呼吸器疾患・心臓病などの重症動物たちの入院管理もこちらで行っています。

 

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以前に比べ、個々の動物達の年齢や状態に合わせた入院環境が提供でき、動物たちにとって優しい医療をまたひとつ提供できるようになりましたscissors

 

次回は眼科器具や全身麻酔器などを紹介していきます。

 

 

山本@獣医師