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2015年10月6日診療日誌

大村先生の功績は最近の報道からもありますが、実は動物医療にも関係性があるんです。しかも今、どの動物病院にも普通に存在する薬だったりしますpaper

 

大村先生が発見されたのは「エバーメクチン」と呼ばれる薬ですが、これは微生物が作り出す薬ですeye
実は世の中には、この「微生物が作り出す薬」と言うのは非常にたくさんありまして、最も身近なものが「抗生物質」ですね、一度は処方された経験が皆さんにもあると思います。

 

さて、この「エバーメクチン」ですが、ここからさらに薬効を高められ「イベルメクチン」と言うお薬が開発されました。

 

この「イベルメクチン」は現代でも獣医療では欠かせないお薬のひとつで、フィラリア予防、消化管寄生虫やダニの駆除などにも一般的に用いられています。

一部の犬種では使用に慎重性が必要なため事前に遺伝子検査を行っていますが、例外を除けば広く獣医療で用いられています。


当院でも常に完備していますし、おそらく、国内の動物病院でこのお薬がない病院は無い!と言ってよいくらい、広く普及したお薬のひとつです。

この先駆けとなったのが「エバーメクチン」であり、大村先生の功績なのです。


私は日々、目の前の患者さんしか治療できませんが、研究者がこうして私たちが日々行う治療を支えてくれています。
私にも北里大学で残り治療・研究・教育に携わる友人たちがいますが、きっと感化されるものがあったに違いありません。

 

実は今回のノーベル賞は獣医療にも関係している、と言うこともぜひ皆さん知っていて下さいね。

 

ちなみに先生が所属される北里大学ですが、私の出身校でもあります。
大村先生とは直接の面識はありませんが、何か嬉しい気持ちになります。


http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015100500863