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2017年7月29日診療日誌

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先日、セカンドオピニオンで来院された猫ちゃんのエコー画像です。これは尿管結石によって急性腎不全を起こしていましたcat

さらに当院に来院された段階では、身体から水分を排泄できず、胸水が貯留し呼吸困難に陥っていました。。

 

緊急で胸水を抜去し、一時的に容態を回復させましたが、本当の原因はこの尿管結石であり、これが除去されない限り全ての問題を解決出来ない状態でした。

 

ただ、この尿管結石の手術は非常に繊細で、小さな猫の身体の尿管はわずか2〜3mm程度です。これらの縫合も髪の毛の太さ程度の縫合糸を使い、通常は肉眼ではなく手術用ルーペもしくは顕微鏡下での手術になりますeye

 

難しい手術の上、腎臓の数値は検査機を振り切っており、全身麻酔のリスクは非常に高かったですが、飼い主様と色々お話しさせていただき、手術の承諾が得られましたので、先日、尿管結石摘出術を実施致しました。

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開腹後、ほどなく閉塞部に到達し、目的の尿石を尿管より摘出に無事成功。切開した尿管を縫合し、尿道カテーテルを配置して手術を終了しています。

振り切っていた腎臓の数値は術後5日目には基準値まで回復し、現在猫ちゃんは快適に排尿してくれています♪

 

この手の繊細な手術は難易度が高く、合併症などのリスクを伴うことがあります。今回は全て無事に切り抜けてくれました。

飼い主様もかなりお悩みになられての判断でしたが、良い手術ができ執刀医としてもホッとしています。

 

山本@顔が大きすぎて僕の目の幅に合うルーペはほとんど無い獣医師