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先日、セカンドオピニオンのご予約を頂き来院されたミニチュアダックスさん。

ご相談内容は、病気の治療のためにこのままステロイドを与え続けて大丈夫なの?とのお話でした。

 

問診や身体検査、お持ち込みの検査結果からは確かにステロイドが治療に選択されるケースが多い疾患が予想できました。

しかし、「本当にそうなの?」と言う、飼い主様の疑問に答えるには、いくつかの詳しい検査が必要があることを説明しました。

飼い主様は、若干全身麻酔に悩まれましたが検査をご決断いただき、血液検査や腹部超音波検査など各種検査を踏まえ実施した内視鏡検査の画像がこちらです。

十二指腸に白い粒々が見えます。ここから内視鏡生検を実施します。

病理検査結果から総合的に得られたこのダックスちゃんの診断名「腸リンパ管拡張症」でした。

 

確かにステロイドが多用される疾患の1つです。

ただし、食餌管理やその他の併用薬で、ステロイドを減薬できる可能性もあります。

 

飼い主様にこれらを説明し、現在は当初服薬されていたより少ない量で体調の維持・管理できています。

 

ステロイドは上手に使えば本当に良いお薬なのです。そして検査をすることも全てでもないです。

今回は飼い主様の「本当にそうなの?」からスタートした診療であり、これにお答えすることが一番大事なことと思います。

 

山本@病気だけを診る先生にはなりたくない獣医師