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おしっこが出しにくそう、、とのことで来院された男の子のヨークシャーテリアさん。

こう言う症状は、膀胱炎でもよく飼い主様がおっしゃられる症状なのですが、膀胱炎は正確に言うと「頻尿」で、おしっこが出しにくいわけではありません

時々、「おしっこが出しにくそう」と表現される飼い主様もおられ、本当に「出しにくい」のかどうか、詳しく問診したり、身体検査で状況を把握していきます。

 

しかし、今回はどうも本当に「出しにくそう」のようで、早速レントゲン撮影を実施したところ、、

と言う感じ。

これだけでは分かりませんので、少々拡大してデジタル処理を行ってみると、、

ありました、おしっこを出しにくくしている原因。

これは尿道結石で、陰茎の途中で尿道をふさぐ形で詰まっていました。。これは痛い、、排尿痛がひどいはずです。。。

 

さて、原因は判明しましたが、治療は基本的に結石摘出の準緊急手術になります。

尿道に詰まっているので、陰茎を切る方法もあるのですが、この術式は出血や合併症の点で少し厄介で、できれば避けて通りたい術式です。

この結石を一度カテーテルで膀胱まで押し戻し、膀胱切開にて摘出する方が、遠回りのように感じますが実は動物には優しい選択になります。

そして膀胱まで押し戻した後に摘出した結石がこちら、こんな小さな石でも激痛です。。

手術も無事に終わり、無事に排尿痛から解放されました。術後3日目に元気に退院してくれました。

 

山本@この結石を分析して再発防止策をこれから飼い主様と相談する獣医師