ネット予約
06-6835-2022

2023年12月26日診療日誌

当院によくお問合せがある病気の特徴に、他院で治らないが診てもらえますか?とのお電話です。

特に、歯科、皮膚科、眼科、整形外科、消化器科などが多い印象です。

そんな中、こちらの猫ちゃんのお話ですが、抗生物質やインターフェロンやさまざまな点眼を刺しているが治らない、とのっことで来院されました。写真がその子の目ですが、右目が白く濁っています。

実はこの病気は「好酸球性角膜炎」と呼ばれる病気で、正しい検査を受けていただかないと診断ができない病気です。現在は適切な点眼にて寛解まで持ち込めましたが、生涯に続く経過観察が必要な病気です。

お電話でのお問い合わせは、診察をしてみないことには何とも言えず、ハッキリとしたご回答が難しいことも多いです。

当院には各診療科目に対応した検査機器などを備えています。また、各科で専門性の高い獣医師をご紹介することも可能です。まずはご来院いただき、お身体を拝見させてください。何かお力添えできることがあると思っています。

山本@年末は12月30日まで診療を続ける獣医師

SNS Share