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2020年5月2日診療日誌

先日、続けて2件の子犬さんが、後ろ足の骨折で来院されました。

どちらも遊びまわって滑って転んで、、、と言う内容です。。

 

それぞれに術式を検討しますが、そのうちの1頭の骨折は、様々な術式が検討可能なケースでした。

それぞれに、手術時間、治るまでの速さ、術創の管理方法、費用、などのバランスがあり、今回は飼い主様と相談の結果、非常に古典的な方法で手術を行っています。

この術式は、髄内ピン+ワイヤーで行うもので、最も古典的な術式の1つですが、骨折の部位・パターンによっては今でも優秀な術式です。

インプラントの費用がその他のプレートと比較すると安いため、手術費用は最も安く出来るメリットがあります。

 

もちろん、全ての骨折症例に用いることは出来ませんので、この方法が許すパターンの骨折にのみ使用できる術式ですが、飼い主様のお財布には優しい方法です。

 

今回もバッチリ歩いてくれています♪

整形外科に限らずですが、症状によっては様々な方法を飼い主様と相談して、当院では治療方法を飼い主様と一緒に検討していきます。

 

山本@昨日も今日も整形外科が続く獣医師

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