整形外科実習を当院で開催しました
2015年9月22日診療日誌
人の医療でも心臓外科や脳外科に神がかりのような手術を行う先生がいらっしゃいますが、動物病院でも手術の執刀を専門としてこなす凄腕獣医師がいます。日本各地の色々な動物病院で手術を執刀する、まさに動物病院のブラックジャッックです。とは言っても法外な料金は請求されませんが
連休最初の日、その手術屋こと、HJS代表の中島尚志先生を当院にお招きして、模擬体を用いた整形外科実習を行いました。
大阪府内の先生をはじめ、広島県や愛知県からも参加者が集まり、みっちり7時間の勉強会と実習でした
整形外科手術で使われるテクニックはまさに大工仕事と表現されますが、これらに用いる器具や機材は年々進歩しています。
もちろん古くから使われている技法もたくさんの良い成績を残し、現代でも問題なく使えるのですが、開発が進むにつれ手術機材も様々な弱点が克服されてきました。
今回もその一端を実際に触れることができ、時代の進歩を見せつけられました。そしてこれは動物たち、飼い主さまへの負担を減らすことに繋がり、当院が目指す動物に優しい医療に一歩前進したように思います
私たちもこれに追従するように新しい技術を積極的に勉強していきます
山本@獣医師