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2025年9月3日診療日誌

多くの動物病院には、血液検査の機械やレントゲン装置は備わっていますが、あまり見かけないのが消化管内視鏡です。

実は、非常に高額な医療機器で、かつ、出番が少ないのです。

導入コストだけで言えば、CTなども高額ですが、動物病院ではCTの診断に使う機会が多く、内視鏡は検査に必要なシーンがかなり限られてしまいます。

そのため、一般的な動物病院では導入してもコストが折り合わず、置いている病院の方が珍しいのが実情です。

しかしながら、内視鏡は以下のようなシーンで素晴らしい力を発揮します。

  • 食道や胃内の誤食遺物の摘出
  • IBD(炎症性腸疾患)や消化管腫瘍などの診断のための十二指腸生検
  • 慢性の下痢や下血に対する大腸内視鏡検査
  • 食道疾患の精査
  • 喉頭や鼻咽頭の精査

特に、「食道や胃内の誤食遺物の摘出」については、身体にメスを入れることなく動物への負担を最小限にして、対応が可能になります。

我々の施設でも20年以上、これら内視鏡検査を実施してきましたが、このたび機種を最新型に更新することになりました。今回は小さな猫から、大型犬まで対応できるよう2本のスコープを準備し、幅広い動物たちに対応できるようにもしました。日進月歩で画質も大変向上しています。

まもなく納品予定ですが、この機材も多くの動物たちへ負担をかけずに救ってくれると確信しています。

山本@操作に熟練がいりますが内視鏡は得意を胸張っている獣医師

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