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2026年9月3日診療日誌

当院では、平均して年間で約300例の全身麻酔を行っています。

その中には、避妊・去勢手術と言った多くの動物病院でも実施可能な手術もあれば、歯周病外科・拡大鏡下スケーリングや整形外科、神経外科、開胸手術など、まだまだ多くの動物病院ではできない、専門的な麻酔・手術処置も実施しています。

その中で、整形外科手術でも最も多い手術が「膝蓋骨内方脱臼」、通称パテラの整復手術です。

以前にも診療日誌に書きましたが、この病気があるからと言ってすぐに手術です!ってことにはなりませんが、外科介入するタイミングは、年齢や体重、飼育環境によって変わってきます。

写真は手術を終えた2歳のトイプードルちゃんの右足です。

実は、左足もすでに手術を終えており、さらにお伝えすると、同居の先輩犬も過去に両足とも当院で手術を行いました。術式は多少異なりますが、2頭とも今はなんら運動制限なく、元気よく走り回っています

また、当院ではこのような関節手術には、麻薬性鎮痛剤だけの使用ではなく、5年前から全症例に神経ブロック麻酔を実施しており、良好な全身麻酔管理も可能になっています。(神経ブロック麻酔はまだまだ動物病院では普及が少ないです)

痛いのは見ているこっちも辛いので、この麻酔管理ができるようになってからは、動物たちの術後の苦痛な顔を見る機会はかなり減りました。

本日も入院している動物がいますが、この子が退院する頃にはまた別の膝蓋骨内方脱臼の手術の動物がおり、その子が退院したら、また別の子が入院と、、、しばらく整形外科手術が続きます。

山本@週明けは膝関節の前十字靭帯症に対するTPLO手術を予定している獣医師

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