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2026年3月19日診療日誌

当院で最も多い整形外科手術の1つが膝蓋骨内方脱臼=通称「パテラ」と飼い主様が呼ぶ手術です。パテラは手術名ではなく、正確には「膝蓋骨」のことを指します。当院で掲載しているポスターも紹介します。

幸い、手術を行わなくても経過観察可能なケースも多いため、放置されることもあるのですが、大切なのは経過観察です。

一度診断名がついてしまうと自然に治癒することは少なく、グレード2以上になると悪化していくことが多いです

そのため、現時点では大きな問題がなくとも、定期的にモニタリングしていくことがとても大切です。悪化がなければ比較的、経過観察が可能な病気です

ただ、やはり手術を行った方が良いと判断されることもあり、当院では毎月、膝蓋骨内方脱臼整復の手術が入っています。

こちらは先日も実施した手術のチワワちゃんのレントゲン写真ですが、いくつかの術式を織り交ぜ、整復を行っています。

幸い、回復も早く、退院時には足を着地し始めるのですが、退院後はしばらく安静をお願いしなければならないのが飼い主様には辛いところです。

最近、膝蓋骨内方脱臼や靭帯損傷・断裂に対するお問い合わせや初診が増えている印象です。まずは遠慮なく初診でお越しください。当院でできることを一緒に考えましょう。

もし当院を受診されるときは、自宅での歩き方を全身を収めた動画撮影をしていただけると、診察の助けになりますので、ご協力くださいませ。

山本@膝蓋骨内方脱臼の手術は何例実施しても学ぶことがあるなと思っている獣医師

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