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2010年12月7日診療日誌

101207.JPG息がしにくそう、咳をしている、とのことで来院されたネコちゃんのレントゲン写真です。肺の周りに水が溜まっている、「胸水貯留」と言う状態でした。他にも前縦隔洞に腫瘤状の病変が認められたため、血液検査や全身の超音波検査も実施しました。

その結果、「前縦隔型リンパ腫」と呼ばれる血液に関連する悪性腫瘍であることが判明しました。

このネコちゃん、もともと外ネコの出身で、飼い主様が道路の溝に居たのを発見して保護されたネコちゃんでした。残念ながらネコ白血病ウイルス感染症(FeLV)に罹患しており、これが今回のリンパ腫発症に関連しているものと考えられます。

リンパ腫には様々な型が報告されていますが、ネコちゃんの前縦隔型は中でも悪性度の高い型として認識されています。今日から化学療法(抗癌剤)治療を開始します、頑張って欲しいです。

山本@獣医師