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2011年7月11日診療日誌

110711.jpg先週末は診療のお休みを頂いて神奈川県相模原市にある麻布大学まで第5回日本獣医がん学会に参加してきましたdash

初日は教育講演を、2日目からは今年のメインテーマである肺腫瘍についての講演と症例報告会でした。

会場に向かう途中から後輩や同期にも会い、同僚たちも各方面で頑張っている話も聞けて、勉強面でもメンタル面でも刺激を受けて帰ってきましたthunder

 

内科学外科学は、その診療面での性格から対比語として用いられるケースがあります。内科学とは主にお薬を使った治療、外科学とは主に手術を用いた治療です。

この片方だけしか考えなくて良い疾患と言うのは存在しませんが、いずれか一方に偏りを置くことがほとんどのため、この病気は内科で、あの病気が外科で治療すると言うスタンスが出来上がります。(例えば糖尿病は内科、骨折は外科、と言った感じです)

 

その中でも腫瘍は、この両面を必要とする病気であり、獣医療の中でも総合的な診断能力・技術が問われる分野ですflair

 

私は今回初めて日本獣医がん学会に参加させていただきましたが、改めて基本的なことを含めた総合力の必要性を実感しました。専門的な勉強ももちろんのこと、足元もしっかりとした知識や技術を今後も大事にしていきたいですねconfident

 

山本@獣医師

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