診療日誌

日々精進です

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2〜3月は私達の業界は、学会やセミナー、勉強会が特に多い時期です。横浜ではJCVIM内科学アカデミーが開催され、今週末は多くの獣医師が横浜に集っています。

 

私は横浜までは行けませんでしたが、今日の診療終了後に北摂夜間救急動物病院の3階にて夜の10時から勉強会に行ってきますdash

 

これほどたくさんの学会や勉強会が開催されるのは、我々の獣医療も日進月歩により日々改善されているためで、知識のアップデートはこの世界では終わることがありません。

「最新医療」「高度医療」と言う言葉も獣医療でも出てくる中でも、ホームドクターとして当院へ訪れる飼い主様と動物たちににとっての「最善医療」を提供できるよう、努めていきますrock

 

そして写真の左側の資料は先日の大人気の勉強会、今まで普通に行っていたものの中にわずかなコツで精度の高い縫合ができることがよく理解できました。これも僕の中でのアップデートですscissors

 

そして右の雑誌は当院の取り組みを取り上げていただいた「Wan 2016年3月号」ですbook

小さな記事でお恥ずかしいですが、ぜひご覧になってくださいね。

 

山本@寝不足のため本日寝坊した獣医師

関節疾患への超音波検査の挑戦

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今日はちょっと難しいわんちゃんの膝の話ですdog

 

膝の病気の1つに「前十字靭帯疾患」と呼ばれるものがあります。その名の通り、十字にクロスする靭帯の前側が損傷する病気で、断裂を伴うために単純に「前十字靭帯断裂」とも言われます。

この病気の診断は過去から大きく変わらず、触診とレントゲン検査が有用です。しかしながら、その他の併発疾患を十分検討しなければならないことが指摘されているため、当院ではこの他に血液検査や関節液検査など、いくつかの検査を並行して確定診断の後、適切な治療・経過観察法を検討していきます。

しかしながら、前十字靭帯は膝関節内にある靭帯のため、視認することはおろか、レントゲン検査でも直接的に確認することは誰にもできません。

そこで数年前より有用性が指摘されてきたのが超音波検査です。動物病院では超音波検査は人の病院よりも遥かに普及しています。お示しした写真がその画像になります。

非常にわかりにくい画像ですが、断裂に伴って繊維状の靭帯がまるで紐がほつれたかのように映像化されます。

今回、手術を実施したわんちゃんにもこの検査を事前に受けていただき、断裂状態をより正確に知ることができました。何より、多くの動物病院で検査ができる現実的な方法なので、今後も有効に活用していこうと思います。

 

山本@獣医師

バレンタインデイ

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ありがたぁ〜いことに、今年も女性スタッフからチョコをいただく事が出来ましたheart01

 

毎年、気を使わせていないかヒヤヒヤしていますsweat01

 

動物病院は女性が多く働く職場です。女性を敵にしたら終わりですbearing

 

ちなみに写真に若干1名、女子が混ざっていますが男気のある彼女もなぜかスタッフからチョコをもらっていましたpresent

 

山本@獣医師

猫の慢性腎臓病早期発見への努力

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猫の慢性腎臓病については、高齢の猫ちゃんと生活を共にしている飼い主様はよくご存知かもしれませんbearing

 

腎臓は、体内に溜まった水分や老廃物を尿へ変換して体外に破棄することが主な仕事です。

ところが砂漠由来の動物である猫は、水分の代謝が人間や犬に比べると上手ではなく、高齢になると多くの猫ちゃんは慢性腎臓病に罹患し、上記の仕事がうまくできずに様々な症状が出てきます。

ただし、進行は非常に緩徐でゆっくりとした変化には、飼い主様であってもなかなか気付けないものです。

そのため、当院では積極的に血液検査や尿検査による健康診断をお勧めしていますhospital

 

当院では簡易的なUPC(尿タンパク・クレアチニン比)が測定でき、一般的な血液検査マーカーよりも早期に腎臓病を発見することがでいていました。ただし、この検査も万全ではなく、検査に引っかからない猫ちゃんがいることも事実です。

このように、「慢性腎臓病」自体は非常にメジャーなものですが、早期診断方法について様々な欠点がありました。

 

そこで、このほど登場した新しい検査方法がSDMA(対称性ジルチルアルギニン)を血液検査で測定する方法です。

この検査により従来の血液検査より検出が高まり、慢性腎臓病診断での欠点を補うことができます。

 

この測定は検査センターを利用して行いますが、今回、当院2階の猫専門病院「ノアのねこ舟」の開院に合わせ、検査サービスが開始される前に、当院にて先行開始することが決まりました

当院の猫の飼い主様には間もなくこれらの内容を記載した「ノアのねこ舟通信」創刊号を発送予定ですので乞うご期待くださいnote

 

ちなみにワンちゃんの検査も可能です。詳しくは診察獣医師までお尋ねください。

 

山本@獣医師

試験にチャレンジしてきました!

先日、愛犬リオと『グッドシチズンテスト』(優良家庭犬のテスト)を受けてきましたhappy01

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結果は・・・

残念ながら落ちてしまいましたが、思っていたより動いてくれて飼い主的には満足でしたsun

 

グッドシチズンテストとはflair

愛犬を社会の一員にするために・・・と活動されている団体が開催している認定テストです

 

どんな内容かといいますと 

①ビニール袋の提示  ②他人と挨拶中座って待つ  

③座って他人に触られる  ④リード付きで歩く  

⑤リード付きで人混みを歩く  ⑥各種「刺激」の中を歩く

⑦飼い主の横でフセ待て、10秒  ⑧1.8m離れて座って30秒待つ

⑨活発に動かしてから落ち着かせる  ⑩呼び戻し  ⑪他の犬とのすれ違い

⑫犬の四肢をタオルで拭く  ⑬食事中テーブルの下で待つ

⑭クレートの中で10分待つ  ⑮獣医師の健診とグルーミング

 

という15項目ですeye

試験は、一つでも判定基準に満たなかったらそこで終了。。。coldsweats02その先には進めませんweep

おやつも使えませんdash 号令の回数も決まっていますsweat01

 

リオは⑦項目目のフセ待て、あと1秒で座ってしましましたwobbly

普段は10秒待つなんて余裕goodなのに・・・私が緊張してリオを見すぎて、不安になって座ってしまったようですcoldsweats01

反省impact

でもでも、苦手な④項目目で落ちると思っていたし、3週間前の模擬試験では集中できずボロボロだったので、

それを思うとよく頑張ってくれたと嬉しくなりましたhappy01

 

今年一年、ゆっくりマイペースに楽しみながら準備してまたチャレンジしてきますね~happy02

 

ご興味ある方は「優良家庭犬普及協会」という団体のHPを覗いてみてくださいeye

どんな雰囲気だったとか気になる方は佐藤までお気軽に声をかけてくださいませconfident

 

9項目で判定基準も優しい、「マナーハンドラーテスト」というものもありますよheart

 

佐藤@動物看護士

HAPPY BIRTHDAY!!

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飼い主様から誕生日のとても素敵なお花を頂きましたconfident

この方のワンちゃんは、かなりしんどい病気と長く付き合って来られておりますが、献身的なご家族のお世話で現在、健常なワンちゃんより長生きをしておられます。(いつも当院の前まで元気に散歩しておられます)

この純粋で健気なワンちゃんが存在するだけでご家族、周りの方々、我々スタッフ、道ですれ違う人でさえ愛らしいがゆえに癒されています。

このことは例え病を抱えることになっても病と上手くお付き合いされることで、病もギフトと捉える事が出来る一つの例でしょう。

私は、飼い主様と動物たちが出会って一緒に暮らすというめぐり合わせにも意味があると考えており、我々はそのようなご家族のお手伝いになるような診療を心がけたいと日々努めています。

この地でお世話になって34年、振り返るといろいろな出会いがありました。

全ての飼い主様、動物たちの真摯な生き方にいつも感銘を受けていて、お手本とさせていただています。感謝です。

 

私の中の昨年の思い出深い出来事は…

・お遍路を歩いていること

・テントを持ってアフリカを回ったこと

・猫専門病院を開院したこと(HPも間もなく出来上がります)

・障がい者が通う小さな学校を創ったこと(HP:noah.care

まだまだやりたいことがいっぱいありますので見かけたら声をかけてやって下さいませ~happy02

 

かねこ@獣医師

日本獣医がん学会に参加してきました

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毎年恒例ですが、冬のこの時期は大阪国際女子マラソンが開催されます。

 

私は自己紹介にも書いていますがボーイスカウトの指導者をしていまして、沿道のボランティアスタッフとして参加した経験もあります。また、主に指導している高校生世代も朝早くから毎年長居公園に集合し、大阪市内各地でボランティアに参加しています。

ゴール後の会場は大阪ビジネスパークにあるホテルニューオークラ大阪ですが、実は毎年のように日本獣医がん学会と開催が重なります。

今回は最後の講演を拝聴した後、会場を後にする時にロビーで優勝した福士選手を見かけました。ご本人を間近で拝見したのは初めてでしたが、非常に小柄な方で、こんな方が日本の女子マラソン界のリーダーかと思うと、無駄に大きな私は何だか恥ずかしくなりましたsweat01

さて、そんな無駄?に大柄な私ですが、今日は可愛らしい私にお似合い?のトイプードルちゃんの腫瘍の手術でした。

くしくもがん学会直後と言うタイミングですbearing

これから病理診断を待ちますが、良い結果になることを期待しています。

 

山本@日本獣医がん学会の会員獣医師