診療日誌

本の執筆をお願いされました

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実は、今回ご縁あって、本の執筆をお手伝いすることになりましたscissors

(ゴーストラーターではありませんよ!僕がちゃんとやってますから!!)

 

内容は動物病院や飼い主様に関わることで、犬種や病気のこと、動物病院への通い方など、動物病院と動物たちに関わることにお手伝いさせていただいています。

 

発売時期などはまだ正式に決まっていませんが、本が出来上がったらまたご案内しますねbook

しかし、初めての文章活動、戸惑っております。診察室ではしゃべれますが、文章で伝えるのって難しいですねsweat01

 

ちなみに皆さんが気になる「印税収入」は私の懐には入ってきませんのでご心配なくsign01

てか、そんなに売れるんかなぁ〜

 

山本@獣医師

先日の整形外科実習の続きですが・・・

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先日の当院での整形外科実習には、整形外科の勉強に励む7名の獣医師が各地から集まりましたhospital

 

その中には、私の大学時代の仲間や北摂夜間救急動物病院で診療をしていた獣医師もいたので、翌日は久々の来阪と言うこともあり、関西の動物病院巡りをしていましたdash

 

その1つの施設での記念撮影がこの写真ですcamera

 

あら、見たことある人がいませんかsign02

upwardleft一番、左です

 

そう、酒巻先生ですscissors

 

2014年に当院での勤務を終え、今は西宮市内にある某動物病院で勤務しています。私もこちらの院長先生には画像診断を通じてお世話になっています。

顔色も良く(笑)、西宮の動物医療のため、日々尽力してくれていましたup

 

山本@獣医師

整形外科実習を当院で開催しました

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人の医療でも心臓外科や脳外科に神がかりのような手術を行う先生がいらっしゃいますが、動物病院でも手術の執刀を専門としてこなす凄腕獣医師がいます。日本各地の色々な動物病院で手術を執刀する、まさに動物病院のブラックジャッックです。とは言っても法外な料金は請求されませんがdelicious

 

連休最初の日、その手術屋こと、HJS代表の中島尚志先生を当院にお招きして、模擬体を用いた整形外科実習を行いました。

大阪府内の先生をはじめ、広島県や愛知県からも参加者が集まり、みっちり7時間の勉強会と実習でしたbook

 

整形外科手術で使われるテクニックはまさに大工仕事と表現されますが、これらに用いる器具や機材は年々進歩しています。

もちろん古くから使われている技法もたくさんの良い成績を残し、現代でも問題なく使えるのですが、開発が進むにつれ手術機材も様々な弱点が克服されてきました。

 

今回もその一端を実際に触れることができ、時代の進歩を見せつけられました。そしてこれは動物たち、飼い主さまへの負担を減らすことに繋がり、当院が目指す動物に優しい医療に一歩前進したように思いますpaper

 

私たちもこれに追従するように新しい技術を積極的に勉強していきますpunch

 

山本@獣医師

徒歩通勤

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私事ですが、我が家は病院から道のりにして3〜4km離れた場所にあります。

 

以前から計画していたのですが、一度、ロッティーと一緒に徒歩通勤をしてみたかったんですよねshoe

 

実はスタッフの健康診断でもっとも私が悪い結果でしたbomb

 

これではいかんsweat01

 

私には家族がいます!まだ倒れるわけにはいきませんpunch

 

ちゅーことで、ちょっとした運動をとの思いで徒歩通勤にチャレンジdash

(いや、そんなに大した事でもないんですがね・・・)

 

ロッティーと一緒に秋晴れの中をテクテク50分かけて歩きましたdog

 

途中途中で、相変わらずどうでもないうちのロッティーに「かわいい!」「きれい!」「かしこそう!!」を連呼され、私は良い気分で朝の仕事を迎えましたup

もちろんですが病院に着いたら私もロッティーもバテバテですsweat02

 

運動以外にも良いこともあるようですgood

 

山本@獣医師

再発性上皮糜爛(SCCEDS)

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フレンチブルドッグやシーズーなどの短頭種に非常に多い病気が眼の疾患ですeye

特に再発性であったり難治性であったりと、なかなか良くならないと来院される飼い主様も増えてきました。

 

写真のわんちゃんもフレンチブルドッグさんですdog

フルオレセイン染色試験の結果です。写真は一般的に「角膜潰瘍」と診断される結果なのですが、実は詳しく細隙灯検査を行うとそうではないことがわかります。

 

このわんちゃんの病名は「再発性上皮糜爛(びらん)通称:SCCEDS」と呼びます。

単純な角膜潰瘍の点眼治療だけでは非常に治りにくい病気です

 

このような再発性の原因はいくつかの示唆がされていますが、基本的な治療は基本的に同じで、角膜格子状切開術や角膜点状切開術、ダイヤモンドバーや滅菌綿棒による角膜表面デブリード術が、必要に応じた全身麻酔もしくは鎮静下にて行われます。

 

今回来院頂いたわんちゃんも、過去に他院で非常に治りにく経験をされており、初診時からすぐに角膜デブリードを実施し、積極的な点眼治療の末、約1週間の経過で完治しましたscissors

 

また当院でも治療困難なケースでは、アメリカ獣医眼科専門医の辻田先生がいらっしゃるどうぶつ眼科専門クリニックと連携して眼科診療を行っておりますhospital

 

眼科でお困りの飼い主様はお気軽に来院してくださいねconfident

 

山本@獣医師

他院での手術見学

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今日のお昼は、ちょっと別の病院まで出張していましたdash

 

長く続けていると府内でも色々な先生と交流を持てています。今回お邪魔した動物病院は、堺市のたろう動物病院さんですscissors

私と同い年の先生ですが、一般診療だけでなく歯科診療にも積極的に取り組まれている先生です。

 

今日はこちらにお邪魔したのは、この業界では有名人なのですが、世に言うブラックジャック、難しい外科手術も請け負う手術屋、中島先生が執刀される手術があるとのことで、見学の機会が得られたために午前お診療が終わった後に近畿道を飛ばしてやってまいりましたcar

 

と こ ろ が bomb

 

残念なことに僕は午後の外来に戻らなければならなかったため、残念ながら手術開始までに出発せざるを得なくなりました・・・down

先ほど連絡があって、手術は無事に終わったとのことですnote

 

ちなみに、中島先生には9月20日に当院へ御招きして、整形外科実習を予定していますgood

僕の勉強はまたの機会に〜です。

 

山本@獣医師

うさぎの毛球症

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当院では来院は少ないものの、時々ウサギさんもいらっしゃいます。

 

ウサギさんは、犬や猫と違い、草食動物なので、食性はもちろんのこと、根本的な生活様式や治療方針も全く異なってきます。

おまけに猫ちゃん以上に扱いが難しい動物であり、検査や治療も犬や猫ほど幅広くできないため、時には難しい判断を迫られることもありますsad

 

ウサギさんで最も多い来院のひとつが食欲不振ですeye

実はこの食欲不振は草食動物たちにとっては非常に重大な症状ですimpact

数日の経過観察でそのまま衰弱し、最悪の場合は死亡する恐れもあります。「食べない」「便が出ない」は、私たち人間や犬・猫と比べても早急な治療が必要です。

 

画像は先日来院されたウサギさんのイオヘキソール造影レントゲン写真ですが、この子も食欲がなくなったとのことで来院されました。

歯や内臓に大きな問題を抱えていない場合は各種内科治療で回復することがほとんどですが、中には全く改善が認められないケースもあります。

 

今回のウサギさんも造影検査を行ったところ毛球症による胃停滞が疑われたため、開腹手術となりました。

胃切開を行うと、非常に腐敗臭の強い、食渣と毛球がからまった内容物が大量に存在し、胃がパンパンに膨れ上がっていました。

直ちに内容物を除去し、胃内を洗浄、その他の合併症や併発症がないことを確認して閉創しました。

 

徐々に食欲を取り戻し、便通も改善。先日、飼い主様のもとへ退院していきましたscissors

 

ウサギさんは、検査で明らかに出来ることが犬や猫に比べると少なく、判断を悩むケースも多いです。特に外科手術を行うかどうかは、飼い主様にとっても獣医師にとっても重大な判断局面のひとつです。

今回の飼い主様も病状や経過についてよくご理解いただき、必要な手術について迅速にご同意いただけました。

今頃モリモリ食べて、ドカドカ出してくれていると思いますhappy02

 

山本@獣医師

今日のお昼は全身麻酔の勉強会でした

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今日のお昼は医療スタッフ全員参加で全身麻酔の勉強会を実施しましたbook

 

当院ではほぼ毎日のように、避妊や去勢を始め、各種手術を全身麻酔下で実施しています。

必然的に全身麻酔に対する知識を、技術の進歩に伴って養っていかねばなりませんpaper

 

その中でも全身麻酔は年々進歩しており、より安全な薬剤の普及だけでなく、麻酔モニター、全身麻酔器などのハード面も進化が進んでいます。

 

私たちはハードに負けない知識を身につけ、動物たちに安全な全身麻酔を実施できるよう、努力を続けます。

 

山本@獣医師

マムシの咬傷

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あまり都心部の動物病院では見ない症例も当院ではまれに来院されます。

 

この写真はとあるわんちゃんの前肢です。マムシと思われるヘビに咬まれてしまったそうです。。crying

 

マムシ自体は山間部に行くと時々遭遇します、運悪く動物が咬まれるとパンパンに腫れ上がってきます。

写真は治療数日後、ようやく落ち着いて患部の写真撮影ができたところです。かなり強い鎮痛剤を入れても、動物の性格によっては患部の洗浄なども苦労する事があります。それくらい、マムシの咬傷は強い組織破壊により痛みが生じますdown

また、一般的に「溶血毒」と総称される毒素によって血液が溶かされ、一過性の貧血を呈する事もあります。

治療としてはマムシの抗血清があれば使用しますが、比較的高価な薬剤であることと、都心部の動物病院で常備していないことも多く、初期治療に苦労することも多いです。

 

今回は最初こそ痛みが強かったものの、治療4日後には状況も落ち着いていき、無事に退院していきました。

性格がシャイな子でしたが、短い入院期間とは言え、最後の方はスタッフに心を開いてくれて、良い笑顔を見せてくれましたhappy01

 

山間部にハイキング、BBQ、キャンプなどに行かれる時には、以下のような点に注意してあげてください。

one必ず事前にノミ・マダニ予防薬を使用して下さい(市販品は効果が乏しくオススメできません)

two草むらなどに入った後は、顔まわりや足先を確認して下さい(マダニやヘビにやられる部位です)

three体調不良が認められた時は、出来るだけ早めに動物病院を受診して下さい(感染症や中毒症のこともあります)

 

山本@獣医師

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