診療日誌

猫に優しい動物病院を目指す取り組み

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昨今、猫ちゃんの診療に関して動物病院では見直しが進んでいます。

 

以前から「Cat is not small Dog.」と言う言葉があります。診療の多くは犬と同じだろう、と言う考え方はすでに過去のもので、現代では診断方法も治療方法、全身麻酔の方法も犬とは大きく異なっています。

ただ、もっと大切なことは猫は非常に繊細な動物であることです怖がりで、寂しがりやで、でも、甘えたでheart01

犬との扱いはホントに正反対なところが多いです。

 

当院でもそんなニャンコの性格を考慮し、以下の取り組みを行っています。

one待合室は犬とは別に個室を用意しています

two猫用の個室診察室があります

three猫待合室から猫診察室までにワンちゃんと動線が交わりません

four猫の入院室とホテル部屋は、それぞれ犬とは別の部屋を用意しています

five感染症に対応した隔離病室があります

sixこれらの部屋には「フェリウエィ」と呼ばれる猫のストレスを解消するフェロモン剤を常時使用しています

sevenなんたって猫大好きの池堂獣医師がいます♪

 

これらの取り組みを移転後から進めてまいりました。そして何か形にしたいなぁと思い、今回、海外の猫の学会に所属することになりました。

猫の学会としては世界規模で見れば最大規模で、私たちはこの学会が提唱する猫の診療に準拠すべく、色々な取り組みを多面的に取り組んでいます。

 

これからも多くのニャンコとお会いできるのを楽しみにし、また新たなお知らせができる日を楽しみに準備を進めています♪

 

山本@獣医師

オンラインセミナー

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以前にもお話ししましたが、最近はオンラインセミナーが増えてきました。オンデマンドってやつですねpc

 

開催地が遠方であってもコーヒーでも飲みながら気軽に自宅や病院内で閲覧できるのがメリットですgood

 

当院獣医師が参加する勉強会は年間で約50件程度ありますが、その多くが診療が終わった深夜遅くまでか、午前診療が終わった直後に梅田まで走って行く、とか、なんせ時間に余裕がないこともしばしばですsweat01

 

そして今日も品川で開催される猫の診療に関する講演を生中継で見ることができます。

トピックスは最近、話題の猫の診療についてですcat

 

 

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例えば、猫の専用の完全個室化した待合室を当院では用意していますので、基本的に診察室までの動線がわんちゃんと重なることがありません

 

猫の入院室やホテル室も各々が独立しており、病気の子と健康な子が同じ部屋に入ることもありません。もちろん、わんちゃんの入院室・ホテル室とも別です。

特に当院の池堂獣医師は自身も19歳と3歳の猫ちゃんのオーナーで、当院の猫診療のスペシャリストです。池堂獣医師が主治医の猫の飼い主様はよくご存知ですよねdelicious

 

先日も書きましたが、実は当院でも今夏に向けて猫の診療に関して数年前から複数のプロジェクトを進行しています。猫の飼い主様に発表できるのを楽しみに私もしています

 

 

山本@獣医師

少し時間に余裕があると。。。

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新人獣医師が新人動物看護士に対して、フィラリア予防などの予防医学についてレクチャーしているところです。

 

「教えることができる」=「理解している」なんてよく言いますよね。

 

しっかり勉強はできたかなsign02

 

空いている時間を利用して、獣医師だけでなく動物看護士も勉強に励んでくれています

 

手前味噌ですが、うちのスタッフは勉強熱心で嬉しい限りですpaper

 

 

 

山本@獣医師

 

 

150210_2.JPG現在治療中のリハビリ症例に対して新たな施術を試みる佐藤動物看護士pencil

猫の慢性腎臓病(腎不全)の治療

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毎年恒例ですが、秋から春にかけては私達の業界では勉強会が活発に行われていますpencil

 

先週末は当院も所属している葉月会・北摂ベッツセンター主催と梅田グランフロントの地下で、心臓・腎臓を含めた循環器疾患の勉強会に参加しましたdash

 

特に昨年より猫の慢性腎臓病(腎不全)に処方が可能になった「セミントラ」と言う新しいお薬について、新たな知見も得られました。

このお薬は液剤のため、錠剤の服用が困難なネコちゃんには非常に飲みやすく、当院でも従来の錠剤と並行して処方を開始しています。

 

猫ちゃんの慢性腎臓病については古くから知られている病気ですが、街の動物病院がどのタイミングで治療を開始すべきか、以前から議論があるところです。

今回は、海外も含め大学病院などを訪れる猫ちゃんのデータから、どの時点でどういった治療がより長生きにつながるのか、新たなポイントを知ることができました。より良い診療が提供できるよう、尿検査専用の検査機器の導入も検討を開始していますgood

早速、獣医師一丸で今日からの診療に取り入れていこうと思います。

 

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ちなみにですが、右の写真は当院で利用している屈折計と呼ばれる検査機です。あまり知られていないことですが、犬や猫の尿比重は人間とは異なり、補正が必要です。この検査機は動物専用で、補正した正しい尿比重を表示する優れものですscissors

 

当院では猫の慢性腎臓病だけに限らず、猫ちゃんの診療をよりよくするため、現在複数のプロジェクトを進行中です。

この屈折計も国内では入手不可能なのですが、より早期に猫ちゃんの腎臓病の発見のために輸入したものです。

 

いくつかこちらのブログでご紹介していきますので、猫の飼い主様も乞うご期待くださいup

 

山本@獣医師

ロッティーの避妊手術

150204.JPGうちの愛犬、ロッティーちゃんですheart01

ちなみについ先日、80歳を超えるお爺様に「お名前は?」と聞かれたので、「ロッティーです」と答えたら、「えっ!?ドッピー???」と言われましたcatface

以降、我が家では冗談で『どっぴー』と呼んでいますsmile

 

さて、ようやく忙しい時期を乗り越えましたので、うちの犬の避妊手術を実施しました。

 

実は私、ちょっと緊張していましたsweat02

やはり我が子となると、いつもとちょっと感覚が違うもんですね。初めての体験です。

 

心の中で、『誰か急患が飛び込んで来れば、うちの子の手術が延期になるのにな〜』とか、

お昼を回ると、『平和に午前診が終わったかぁ、じゃぁ手術、予定通りやるしかないやーん』って自分で予定したのに、なんか乗る気になれなかったんです(笑

 

もちろん、麻酔導入してドレープと呼ばれる緑の布をかけてしまえば、あとは術野しか見えないので、いつもの通り平常心で手術を進めました。

 

これは獣医さんあるあるなんですが、だいたい、自分の動物には甘くなっちゃて普通の飼い主さんになっていますcoldsweats01

 

山本@獣医師