診療日誌

マンション5Fからの転落事故

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先日のお昼休み、緊急の電話がtelephone

自宅のマンションに帰って来ると、何やら子供たちが草むらに集まっていると・・。何かなと思ったらご自身の猫ちゃんが血まみれに・・・。

どうもご自宅のある5Fから落下した、とのことでした・・・。

 

急いで来院頂き、診察をさせて頂きました。

内蔵破裂や脳損傷など重大なダメージは無かったものの、骨盤や顎の骨を折る重症でした。ただ、これ自体は不幸中の幸いと言える内容でしたdespair

 

左の写真にある食道瘻カテーテルと呼ばれるもので、今回の猫ちゃんに使用しています。

これは猫ちゃんが口からご飯が食べられない場合に、このチューブを食道に設置することにより、ここからご飯を入れてあげる事が出来る医療器具ですflair

 

今回の猫ちゃんは顎の骨の骨折に加え、外傷性口蓋裂もあったため、この食道瘻カテーテルがこの猫ちゃんの栄養摂取の要となります。

 

一時は大出血で危険な状態に陥りましたが、ドナー猫さんの協力もあって、無事に輸血を完了でき、なんとか容態も安定して来ました。この週末は一時帰宅の予定ですhappy01

 

飼い主様には、この食道瘻カテーテルの取扱いを覚えて頂き、ご自宅での栄養給餌を初めて頂きますrock

 

山本@獣医師

切磋琢磨

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生まれ育った地元で診療をしていると、小中学校時代の付き合いは今でも残っています。大学時代からあーだこーだ言い合って来た友人たちは、獣医師免許を取得後、各方面で活躍しています。僕は良い先輩、後輩、そして同期に恵まれました。

 

昨日も静岡で開業医をしている長い付き合いの同級生からメールがありました。

内容が無い話をするのですが(笑)、そのうち症例の相談はもちろん、この先のことなど色々なやり取りをします。

 

彼はどちらかと言うと不器用なヤツで、周りからはそう思われないかもしれませんが変なところが僕に似ています。なんちゅーか、ほっとけないヒトなんです。変わってますがナイスガイなのは間違いないですrock

 

お互い、ポンコツ時代を知っているだけに、自分の無力さから逃れられなかったです。そんなことと向き合いながら現在地があるのですが、成長はしたと思いますが話の節々には劣等感と言うか、自分はまだまだです、と言う感じがにじみ出ますcatface

 

僕から見るとすごいなぁと思う所もいっぱいあるのですが、彼自身はそうとは全く思っていません。愚直に前進を続けています。

 

今日はとりとめの無い診療日誌ですが、彼との話が懐かしく昔を思い出しました。根っこが変わっていない彼を見て嬉しかったです。

 

 

山本@獣医師

漢方薬の勉強会

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先日のお昼休みの時間を利用して、漢方薬の院内勉強会を開催しました。

 

漢方は東洋医学を代表する医療のひとつですが、現代の西洋医学を中心とした医療とは根本的な性質が異なるため、西洋医学を中心に勉強していると、とっつきにくい印象をもたれる事が多いです。

そのため、医療従事者には鍼灸治療も含めてどうも胡散臭いと疑われてしまう事もしばしばですdown

 

我々は西洋医学を基本とした医療を皆様に提供していますが、中には診療に苦慮するケースもあります。『これ以上は治療が難しい』『副作用の懸念がある』と言う、西洋医学の限界を感じます。

 

これは西洋医学が悪、と言う話では無く、あくまで医療に対する考え方であり、東洋医学が治せる、と言う話でもありません。

 

flair西洋医学は、主に病気の原因を追及し、その原因を治すことにより症状を改善する医療です。

flair東洋医学は、主に症状から診断を導き、それを改善するために過去から用いられてきた治療法を提供する医療です。

 

どちらが正しいとか、間違っていると言う話では無いのですpaper

これらの融合も医療のひとつの答えかもしれません。

 

今回の勉強会は漢方薬の初歩的な講義でした。普段なじみのない獣医師・動物看護士には刺激になったと思いますbomb

今後は漢方薬に対する知識も少しずつ深めていきながら、皆様に提供出来る医療の選択肢を少しでも増やしていけるよう私たちは努力を続けていきたいと思います。

 

山本@獣医師

順調です!

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アイコも枝豆も      

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すくすく育っていますup

 

 

 

 

アイコさん、そろそろ窮屈そうでしょうかeye

いつ広い所に植え替えたらいいのか・・・イマイチわかりません(笑)coldsweats01    

佐藤@動物看護士

 

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自家栽培♪

こんにちはsun

 

動物看護士の佐藤ですapple

 

ノア動物病院の横にはちょっとした植物栽培スペースがありまして(笑)、

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今までネギやらゴーヤやらを植えてきましたclover

 

今回新たに植えるのはこの2つscissors

プチトマトの「アイコ」と枝豆ですnote

 

ただ不安なことが一つ・・・

 

今まで栽培を担当してきたのは、植物に詳しい院長か受付さんたち!

 

しかし、今回担当するのは・・・

まっっったくもって植物オンチな動物看護士3人 (動物は好きですが、植物には関心がない(笑))

 

「土ってそれ用に用意しないといけないんですか?」

「水って毎日あげないといけないんですか」レベルwobbly


院長から「種から植えるなら、雨の日や寒い日は室内に入れてあげないといけない」と言われ

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ポカァ~ン・・・(゜д゜)

内心、「え?そんなに手間かかるものなんやぁ・・・やめよかな」

と思ったのですが(笑)、すでに種は買っていたので後には引けず植えてみましたsign01

(おじいちゃんおばあちゃんが農業をしているという木ノ下獣医師の助けも借りて☆)

 

実際、植えてみると・・・

毎日気になって気になって仕方がないsign01

「いつ芽が出るか」「寒くないか・いつ雨がふるか」「喉は乾いていないか」

とても愛おしい存在になりましたheart01


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先日、無事芽が出ましたsign03歓喜ですhappy02

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また成長記録、ご報告しますねup

 

 

佐藤@動物看護士

『眼が赤い』は要注意なんです

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眼の病気で来院される飼い主様が増えています。先日も他院で眼の病気を指摘され、当院を受診して下さったアメリカンコッカースパニエルちゃんのお話ですdog

 

ご覧の通り、白目の部分が真っ赤っかです。球結膜充血と言う所見で、実はかなり危険なサインなんです。

『眼が赤い』と来院される動物はたくさん居ますが、見方によっては単純では無いこともしばしばです。特に眼の病気が多い犬は要注意で、下手に経過観察をされない方が良いですpaper

 

この病気は「緑内障」と呼ばれ、急性発症の場合は緊急治療が必要です。

なんか赤いなぁ〜と思っていたら、数日以内に失明してしまいます。人間と同様で、失明すると二度と視力は回復しません

 

今回受診して下さったワンちゃんは、残念ながらすでに慢性経過を辿っており、失明を確認し、視力の回復は期待できない状況でした。

今後は点眼薬によって眼の不快感などが取り除けるかどうかが焦点になりますが、点眼薬が功を奏さない場合は、眼の摘出手術を行なわなければなりません。。。

 

眼の治療を希望されて当院を受診される方も多いですが、これは眼の病気だけに限りませんが、すぐに来院頂けていれば、、、と思うことも率直に多いと感じています。

昨今はインターネットで多くの事を調べる事が出来ますが、ご自身で判断される場合は、視力のように取り返しがつかないことも多々ありますので、十分慎重に考えてあげて下さいね。

 

山本@獣医師

 

なかなか更新できずでした・・

ゴールデンウィーク中も通常通りの診療を続けていますノア動物病院です。今日はあいにくの天気で残念ですねdown

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ゴールデンウィーク中も入院している猫さんのレントゲンです。左肺前葉後部領域の不透過性が亢進しており、超音波検査にて肺実質の腫瘤病変が確認されました。

 

 

そのため先日、開胸手術の上、この腫瘤病変を摘出しました。現在は胸腔ドレナージを実施し、酸素吸入下で容態を観察中です。

 

開胸手術は、通常の腹部臓器の軟部外科とは呼吸管理が必要な点で異なります。執刀医だけでなく、麻酔医との連携も重要です。

今回の手術は15歳と高齢な猫さんだったため、全身麻酔も非常に緊張感があるものでしたが、幸い、術中通して安定した麻酔が得られたため、手術も予定通りに無事終了できました。スタッフの連携と麻酔薬の進歩のおかげですscissors

 

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現在も入院中ですが、早く元気になって退院して欲しいですnote

 

山本@獣医師

 

 

←左の写真は摘出した腫瘤