診療日誌

神奈川・北海道出張

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木曜日・金曜日と、神奈川県の麻布大学と北海道の酪農学園大学まで合同就職説明会に参加して来ました。

 

毎年この時期の恒例となりつつありますが、現在、大学に通われている獣医学科や動物保健科の学生さんと、獣医療を取り巻く現状や就職活動について、当院の取り組みを合わせて紹介してきましたdash

 

私が学生だった十数年前とは異なり、昨今の学生さんはただ自分の知識や技術を求めるだけでなく、自分と動物病院の将来をしっかり見据えて考えていることが伺えました。

当院でも勤務医・動物看護士が複数在籍しておりますが、互いに将来のビジョンをしっかり持つ事は動物病院にとってもスタッフにとっても非常に大事なことであり、これを学生時代に理解しようと取り組む若者を見ていると、業界を牽引している既存の動物病院は今後の若いスタッフの育成を今まで以上に多面的に取り組んで行く必要があると感じます。

 

大きな軸として、新人獣医師・動物看護士が初めて勤める動物病院へ対するニーズは変わっていませんが、時代が進むに連れて我々も変化を求められ、様々なことに柔軟に対応できるようにしておかなければなりませんpaper

 

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さて、毎度のこととは言え、弾丸ツアーの出張でせっかくの北海道なのに美味しいものを味わう時間すら無い悲しい出張です。この移動で1泊2日ですからね。。今回はもう我慢できず新千歳空港で三食丼、いっちゃいましたrestaurant

やばいです、このブログ、書いているだけで腹が減って来ましたempty

 

 

山本@獣医師

NEW・景品♪

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ノミ・マダニの景品が新しくなりましたよ~happy02

 

 

 

 

 

おしゃれなうんち袋ですgood

 

コンパクトで、かばんに引っ掛けられる‘カラビナ’付きなんですup

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なんでも、2年で自然に分解される地球に優しい素材を使っているのだとかclover

 

ほんのりラベンダーの香りがして、いい感じですdog

 

ノミ・マダニの予防薬を3つまとめてご購入いただいた方へのプレゼントですhappy01

 

 

佐藤@動物看護士

ドライラボ

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ドライラボ」と言う言葉があります。これは、実験動物などの生体を利用せずに、模擬体やPCなどで手術や実験を行なう事を言います。

今回は内視鏡のドライラボが開催されたので、各種実習を受けに行ってきましたdash

 

内視鏡は、食道や胃の観察以外にも、異物の摘出や生検、栄養チューブの設置などに用いられます。何よりも、手術でお腹を切らなくて良いところが最大のメリットですgood

 

今回はマーゲンモデルと呼ばれる模擬体と、食品用の豚の腸を利用した実習で、各種操作方法などを少人数で実習しました。

この模擬体も意外と精巧にできており(一体40万円するそうですsweat01)、画像だけを見ると本物と見分けがつかないくらいです。なかなか貴重な体験をさせて頂きました。

 

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実は内視鏡操作はそこそこ熟練が必要ですpaper

誰がやっても同じ血液検査とは異なり、内視鏡検査や超音波検査などは検査を行なう獣医師の技量が問われます。これは人の医療でも同様です。

 

それだけに技術を磨きたい!と考える獣医師も少なくなく、すんなり出来てしまうスマートさを身につけたいと私も日々思います。

 

今回の実習で、少し操作に迷いがあった部分が解消されました。今まで以上に内視鏡をスマートに扱えるようになったと確信していますup

 

 

山本@獣医師

最終講義を終えました

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昨日は今年の最後の講義でした。1年間で30日間の講義、全120コマを今年も無事に終了できましたhappy01

 

最後の講義は毎年同じですが、犬の避妊手術実習です。避妊手術ってどこの動物病院でも普通に行なわれている手術ですが、実はこの術式、獣医師も助手の看護士も一般外科手術の登竜門となる手術なんですpaper

犬の避妊手術には、手術手技における切開・剥離・止血・離断・結紮などの基本動作が全て含まれており、この手術が完璧にできるようになれば、基本的な軟部外科手術を執刀出来るようなりますgood

そのため、専門学校では学生の習熟度が上がった最後の講義に、毎年“シメ”の実習として私の中では恒例化しています。

 

今年もサポートの現役動物看護士の先生の補助を受けながら、私の執刀のもと、学生諸君とともに避妊手術を完遂出来ました。最後に成長した姿を見せてくれて非常に嬉しかったですnote

 

残念ながら卒業式には参加できそうにないため、学生たちと学校で会うのはこれが最後になるので、手術終了後は「センセー、一緒に写真撮って〜heart01」のモテモテタイム?(勘違い?)でした。

 

今年の学生たちも春から各地の動物病院で活躍すると思います。どうか講師の私の顔に泥を塗らないよう(笑)、精一杯羽ばたいてくれることを祈っています。

 

山本@獣医師

オフィスバリスタ

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別に私はネスレの社員でも回し者でもありませんが・・smile

 

仕事でとあるオフィスに伺った時、キッチンにこんな機械がありました。そー、オフィスバリスタってやつですscissors

 

実は当院、コーヒー大好き人間が多いんです。僕も少なくとも1日5杯、多い日は10杯くらいはいってしまいますcafe

 

院内だとコーヒーメーカーで作るとどうしても洗ったり用意したり面倒なことが多いのですが、こいつは手軽でインスタントをそこそこ美味しく入れてくれます。しかも低コストで1杯20円いきません。さらに本体は応募したら貰えるとなっちゃー、こりゃ応募するしかないでしょーgood

 

スタッフ休憩時間を少し幸せにしてくれそうな予感ですheart04

 

山本@獣医師

日々成長

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たまに怪獣のように泣くうちの娘ですhappy02

 

こんな服を着させて自己満足してますheart01

 

まだ2ヶ月弱ですが、こっち向いて『あー、あー』言うてるだけで感動していますcrying

 

 

 

山本@獣医師

猫の肥大型心筋症と避妊手術

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この画像は、まだ1歳にも満たないメスのスコティッシュホールドちゃんの心臓超音波検査の写真です。

この子は閉塞性肥大型心筋症と呼ばれる心臓病です。

 

猫の心筋症(心臓の筋肉の病気)はいくつかのパターンが知られていますが、このタイプの病型は主にアメリカンショートヘアや、スコティッシュホールドで診断する機会が私は多いです。

 

病気の発見は、避妊手術のご相談に来院された時のことでした。

いたって元気いっぱいのニャンコさんでしたが、術前のレントゲン検査にて非常に拡大した心臓を発見し、すぐさま超音波検査を実施。診断に至りました。飼い主様はまさかご自分の猫が、、、と言った様子でした・・・。

 

このため、残念ながら避妊手術を延期していたのですが、先日、陰部から白いドロっとしたものが大量に出ている、とのことで来院されました。。検査結果は開放型子宮蓄膿症と言う病気でした。

そう、避妊手術していれば大丈夫な病気なんですが、心臓病が見つかってしまったせいで手術が出来ずにいました。

 

子宮蓄膿症はどちらかと言えばシニア期(7歳以上)の病気として認識されていますが、実は若い犬猫でも発症します。非常に珍しいですが1歳未満だけでも私は3例ほど手術を行なっています。

 

そして今日、各種検査や心臓の治療を経て、子宮・卵巣全摘出手術を行い、無事に終了することが出来ましたhappy01

 

果たして、心臓病発見当時にリスク承知で避妊手術を行なうべきだったのか、今でも迷いますが非常に難しい決断が必要です。未避妊の動物たちが全て子宮や卵巣疾患に至る訳ではありませんが、病気になってしまうと考え込んでしまいます。

(一説によると避妊手術を行なわずに子宮・卵巣疾患に罹患する確率は4頭に1頭とも言われています)

 

ただ少なくとも、やはり健康な動物たちは避妊・去勢手術を受けて頂いた方が良い、と言うのは動物医療の現場の声として皆さんに聞いて頂きたいです。

 

今回の飼い主様はこの先天性であろう心臓病についても非常に理解があり、今回の手術に関しても覚悟の上での決断でした。数日中には元気に退院していってくれることと期待しています。

 

山本@獣医師