診療日誌

北摂夜間救急動物病院で課外授業

120727.jpg

昨日は北摂夜間救急動物病院へ、専門学校の学生を連れて課外授業を行いました。

連れてきたのは1年生なので、まだまだ動物病院のことを知らない子たちばかり。講師の先生の話を熱心にメモっておりましたeye

この業界に入らない限り、待合室・診察室の奥はなかなか足を踏み入れるところではないですが、奥にあるクリーン手術室やCT室、その他多くの機材を見てもらい、刺激になったと思います。

ちなみに、北摂夜間救急動物病院のホームページも新しく生まれ変わりました。皆様もよかったら見てくださいね。

 

山本@獣医師

お盆も通常通り診療しております

120724.jpg

蒸し暑い日が続きますねdespairちまたでは熱中症の動物たちの報告が相次いでいます。水分補給と室温・湿度管理にお気を付けくださいね。

 

さて、今年の夏ですが、当院ではお盆期間中も通常通り診療をしております。短縮診療もしておりませんので、いつも通り、お越しくださいsign03

当院受付には写真のようなコルクボードを設置し、各獣医師の診療予定を掲示し、お持ち帰りいただけるよう小さな紙にプリントしたものを配布しています。どうぞご自由にお持ち帰りください。

なお、他院通院中の飼い主様におかれましては、診察の際に検査結果や服用中のお薬など、病状がわかるよう、できるだけ資料をお持込いただけるよう、お願い申し上げますconfident

 

山本@獣医師

 

 

 

精巣捻転

120723.jpg私は週に一度、動物看護士を育てる専門学校にて講師を務めています。主に検査学や外科学の講義と実習を担当していますが、先日、学校にいるチワワちゃんの精巣がパンパンに腫れているsign01と学生から報告があったそうです。

学校の先生から連絡があり、講義前に診察してみると、確かに片方の精巣が赤く腫れ上がっている。。チワワちゃんもしきりに舐めて気にしているし。。

よ~く触診してみると、どうも精巣捻転という病気の疑いを持ちましたflair

精巣捻転とは、睾丸の付け根にある精索(精管と血管)がねじれてしまい、血行が遮断され、精巣が壊死してしまう病気です。

これは緊急手術が必要な疾患で、講義や実習の予定を変更し、急遽去勢手術を実施することになりました。

周囲は癒着し、捻転による鬱滞と出血で、精巣の摘出はやや困難でしたが、何とか無事成功good

もう片方の正常な精巣も同時に摘出し、去勢手術を完了しました。

精巣捻転はごくまれにみられる病気ですが、比較的若い子に多いです。

学校から術後の経過も良好との連絡を受け、私も安心しておりますhappy01

 

山本@獣医師

 

P.S.お察しのイイ方は気付きましたでしょうか?実は、とある有名お笑いコンビのツッコミも同じ病気ですeye

腎臓腫瘍

120715.jpg

以前から当院で診察をさせて頂いている猫ちゃんのお話ですcat尿道閉塞膿胸といった生死をさまよう病気を今まで戦ってきた猫ちゃんです。それ以来、飼い主様とも長いお付き合いなのですが、先日久しぶりに来院されました。

 

先日から食欲がないとのことでした。各種検査の結果、腎臓腫瘍の疑いが強くなりました。

腎臓腫瘍は、造血を促進させるエリスロポエチンと呼ばれるホルモンを放出することが多く、血液が濃くなり、いわゆるドロドロ血液の状態になります。こうなると動物たちは体調不良を訴え、食欲が低下することが多いです。

腎臓腫瘍の場合、基本的に手術で摘出することが最良の選択です。(ただし、リンパ腫の場合は抗がん剤治療をお勧めします)

CT検査を実施したところ、幸い肺転移なども認められず、腫瘍も大きな血管を巻き込むことなく腎臓単独での摘出が可能と判断できたため、右腎臓全摘出術を実施しました。

 

さてご本人さんは、術後の経過は良好で翌朝からしっかり療法食を食べてくれています。おしっこは残された左腎臓が作ってくれていますが、今朝排尿も確認でき、腎機能も良好の様子ですup

術後、しばらくは入院下での治療が続きますが、この分だと早くおうちに帰れそうですnote

13歳と高齢な猫ちゃんなんですが、またひとつ大きな病気を乗り越えてくれてホントに嬉しいですhappy01

 

山本@獣医師

日本獣医がん学会に行ってきました

120713.jpg

先週末は診療のお休みをいただき、神奈川県相模原市にある麻布大学まで、日本獣医がん学会に出席するため行ってきましたairplane

今回のメインテーマは「肥満細胞腫」と呼ばれる犬の皮膚腫瘍の中では最も多いものの1つですが、大学病院での治療例、統計的傾向、手術計画、病理学的知見など、多くの報告がありましたbook

また夜はいつもこの学会に参加してくる同期と飲みに行って、普段のストレス発散もしてきましたgood

 

山本@獣医師

犬猫の夜間展示が禁止されました

120703.jpg

2012年6月1日より、動物愛護管理法の政省令等が一部改正されました。

販売業者(ペットショップ)や貸し出し業者および展示業者による犬・猫の午後8時から午前8時までの展示が禁止されました。

深夜まで動物を展示しているペットショップなど、動物に過大なストレスをを加え営業する店舗に対する規制が主な目的と思います。

詳しくは環境省のホームページをご覧ください。

 

山本@獣医師