診療日誌

膀胱・尿道結石の摘出手術

110208.JPG冬になると必ず増えるのが猫ちゃんの泌尿器系のトラブルですsad

今日は、ネコちゃんの膀胱・尿道結石の摘出手術を行いました。左の写真がその子を苦しめていた原因の結石です。これが尿道を詰まらせて、「尿道閉塞」と言う危険な病気を作っていました。

結石が尿道を詰まらせると、おしっこが出なくなってしまい、腎後性急性腎不全を引き起こします。この病気は緊急性が非常に高く、手遅れになると命を落としかねない病気です。特にオス猫は重症化することが多いです。

このネコちゃんも尿道閉塞を起こしていましたので手術による結石摘出を行いました。ご覧の通り、たった数ミリのサイズですが、これでも危険な状態へと陥ってしまうことがあります

不適切な食事が原因となるケースも多く、膀胱炎などの尿路疾患(頻尿や血尿など)を繰り返すネコちゃんは動物病院にて食事指導を受けることをおススメします。

山本@獣医師

毛包虫

110207.JPG左の写真は、とあるワンちゃんの皮膚から採取した毛包虫と呼ばれる寄生虫です。別名、ニキビダニとも言います。皮膚の毛包(毛穴)内に住む寄生虫で、実はごく少量の数は健康なワンちゃんにも我々の皮膚にも存在すると言われています。

皮膚病で比較的よく遭遇する寄生虫の1種類ですが、この治療がナカナカ難しいdespair

本人の免疫が関与すると考えられているため、キレイに寄生虫を落とし切るまで長期間の投与になることが一般的です。1歳未満の若いワンちゃんはジュクジュクした病変が多く、中齢から高齢のワンちゃんではガサガサした病変が多いですpaper

このワンちゃんは、別の病気の治療中に寄生虫が発見されたため、治療方法にはちょっとした工夫が必要なんです。ここが獣医さんを悩ますところwobblyさて、治癒の行方を追いかけながら、飼い主様と治療の相談をしていきます。

山本@獣医師