診療日誌

年末年始の診療のお願い

今年も残すところあと数日になりました。最後のM-1グランプリも笑い飯が優勝し、伏兵のスリムクラブの今後の活躍が気になるところですpaperあの間合いは漫才?ではないかもしれませんが、しばらくのブームとなるでしょうね。しかし流行とは過ぎ去るもの、ネタ以外の力が試される1年になるんでしょうかeye

さて、年末年始も当院は診療を続けております。詳しい診療予定に関しては診療時間をご確認いただきますようお願いいたしますm(_ _)m

 

そこで年末年始に当院を受診される場合の注意事項を明記しておきます。

one他院で治療中で当院で、継続診療をご希望される患者様は、それまでの経過がわかるように検査結果やお薬などをお持ち下さい。その際、必ず主治医の先生にご確認をお願いいたします。

two多くの動物病院はお休みに入ってるため、外来がいつもより混雑する恐れがあります。時間に余裕を持ってご来院下さい。

threeまた重症の患者様や緊急外来があった場合には、診察の順番が入れ替わる可能性があります。予めご了承下さい。

fourお薬やフードはすでに発注先の業者がお休みのため、ある程度の余裕はありますが充分な在庫がない場合があり、ご希望通りの品物をご用意できないケースがあります。予めご了承下さい。まずは病院までお問い合わせ下さい。

以上、当院からのお願いでした。

ペットフード安全法

101227.jpgペットフード安全法と言う法律をご存知ですか??正式名称は「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」と言います。

愛がん動物用飼料(ペットフード)の安全性の確保を図るため、この法律は平成21年6月1日より施行されました。ちなみに法律の対象となるのは犬及び猫用のペットフードです。

これにより、ペットの健康に悪影響を及ぼすペットフードの製造、輸入又は販売は禁止されます。消費者に対して適切かつ十分な情報を提供するために製造業者名や賞味期限などの表示が定められています。また、国は国内に流通するペットフードを監視し、問題が起きた時はその廃棄、回収を事業者に対して命令することができます。

特に、平成22年12月2日以降に製造されたペットフードには以下の5つの表示が義務化されました。

one名称

two賞味期限

three原材料名

four原産国名

five事業者名と住所

12月2日以降の製造分に適応のため、今のお手持ちのフードには表示がないかもしれませんが、一度皆様ご確認されてはどうでしょうか?

なお、ペットフード安全法については環境省の各地方環境事務所へ、購入したペットフードについては製造業者、輸入業者、または販売業者へ、動物の健康や食事に関する相談は当院までご相談ください。

山本@獣医師

炭酸ガスレーザー手術

101224.jpg皆様、メリークリスマス。いかがお過ごしでしょうか?xmas

先日、風邪をこじらせて奥様へのクリスマスプレゼントを買いそびれた山本@獣医師です。。事情は説明済みですが、今晩、鬼嫁にならないことを祈っている最中ですcoldsweats02

さて、先日、元気いっぱいの11歳のゴールデンレトリバーくんdogが来院してくれました。首筋と太ももに腫瘤があるとのことでしたが、特に首の腫瘤からは院内の細胞診検査にて腫瘍の疑いがあったため、全身麻酔下での切除手術の実施を検討しました。

ただ、11歳のゴールデンレトリバーくんと言えばかなりの高齢なので、人間ドッグならぬ、“ドッグドッグ”のために1日検査入院していただきました。そうしたところ、脾臓に直径3cmほどの腫瘤を発見しました。。脾臓の腫瘤性病変は2/3が悪性腫瘍であるため、急遽、脾臓の全摘出手術を行うことになりました。(さらに2/3は血管肉腫と呼ばれる悪性度の強い腫瘍です)

そこで活躍してくれるのが写真の炭酸ガスレーザーです。メスやハサミ、電気メスで皮膚切開や腹膜切開するよりも、炭酸ガスレーザーで切開すると手術時の痛みをやわらげてあげるが出来ます。出血も少ないため、高齢の弱っている動物たちにはうってつけの手術装置のひとつですpaper今回の手術の切開に用いることにより、鎮痛剤の投薬も最小限で済み、術後の回復も非常に順調でした。年内に何度か診察の予定ですが、また会えるのを楽しみにしていますnote

山本@獣医師

歯みがき教室を開催しました

101213.JPG今日は当院3Fセミナールームで佐藤動物看護士による歯みがき教室を開催しましたpaper

これから歯みがきを覚えさせようとパピー犬を飼い始めた飼い主様から、先日全身麻酔下で歯石除去の処置を行った老齢のワンちゃんの飼い主様かまで、様々な角度から歯みがき・歯周疾患について勉強しようと頑張っている皆様に参加していただきました。

スライドを用いた説明から、歯みがきを怖がらせずに実践できる方法の実習、オヤツを使った誘導法まで、たくさんの勉強をしていただいたと思います。担当の佐藤動物看護士も診療が終了した後、慣れないパソコンに向かって夜遅くまで資料作成に励んでいましたsweat01

少しでも皆様の歯周疾患・歯みがきに対する勉強に力になれていたら幸いです。足元の悪い中、お集まりいただいた飼い主様、ありがとうございましたsign01今日お話した内容を引き続き、ご自宅でも頑張って取り組んでくださいsign03

山本@獣医師

Merry Christmas!

101208.JPG病院で入り口横にクリスマス・ツリーの登場ですxmas

ワンちゃんは間違っておしっこをかけないでねcoldsweats01

ちなみに今日は私の弟の誕生日ですpaperお酒が好きなので帰りに1ケース買って持ってってやろーと思っていますbeer

クリスマスももうすぐですね。皆さんプレゼントの手配は終えましたか?うちはまだですsweat01

山本@獣医師

リンパ腫

101207.JPG息がしにくそう、咳をしている、とのことで来院されたネコちゃんのレントゲン写真です。肺の周りに水が溜まっている、「胸水貯留」と言う状態でした。他にも前縦隔洞に腫瘤状の病変が認められたため、血液検査や全身の超音波検査も実施しました。

その結果、「前縦隔型リンパ腫」と呼ばれる血液に関連する悪性腫瘍であることが判明しました。

このネコちゃん、もともと外ネコの出身で、飼い主様が道路の溝に居たのを発見して保護されたネコちゃんでした。残念ながらネコ白血病ウイルス感染症(FeLV)に罹患しており、これが今回のリンパ腫発症に関連しているものと考えられます。

リンパ腫には様々な型が報告されていますが、ネコちゃんの前縦隔型は中でも悪性度の高い型として認識されています。今日から化学療法(抗癌剤)治療を開始します、頑張って欲しいです。

山本@獣医師

胃切開による異物摘出

101206.JPG左の写真は、とあるネコちゃんの胃の中から摘出したカーペットの断片です。頻回に嘔吐を繰り返すとのことで、レントゲン検査の結果、異物誤食が判明しました。

下にものさしをおいて大きさを伝えたいところですが、なにより我々を驚かせたのはその数の多さでしたeye

これだけの量を食べてしまって本人はさぞ苦しかったと思います。。。

今回は催吐処置や内視鏡による摘出が困難だったため、緊急手術となりました。異物誤食は幼犬や大型犬にも多い傾向です。我々なら絶対こんなもん食べへんで~って言う物を動物たちは口にします。中には飼い主様が気付いてコラって怒ったと同時に飲み込んでしまうことも。。

口が届くところに危険なものを置かないのが大原則。皆様をお気をつけ下さい。。

山本@獣医師