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病院沿革

~ノア動物病院の歴史と未来に向けて~

ノア動物病院開院時

当院は、1983年、千里の地に開業いたしました。開設にあたり当初の目標は、3つ。

  1. 高度な獣医療で動物を助けること
  2. 集合住宅で動物と暮らすことが出来ること
  3. 保健所で処分される動物の数を減らすこと
金子代表

当時、日本の獣医療知識と技術は、アメリカから20年遅れていると言われ、小動物臨床においては日本語の教科書も存在せず、アメリカのDr Kirk監修の‘Current Veterinaly Technic’ の原書を読むことが唯一知識を得る方法でした。
そこに書かれている知識に驚嘆し、日本にない高度な診療こそが小動物の救いになると信じ、海外の講師を招致したり、自ら海外に出向いて知識をむさぼり学んだりしたものです。

金子代表

そしてその時期、人と動物が共存している海外の風景が目に焼き付きました。都会の狭い空間で人に生活を合わせてくれる賢い動物がいることをうらやましいと思ったのです。
しかし、海外の動物が賢く優生で人に合わせてくれていたわけではなく、違いがあるとすれば、その動物と付き合う人の向き合い方でした。

ノア動物病院 金子代表

現在では、動物たちから人がどれほど恩恵を受けているか研究が進んでいますが、当時、日本の一般の集合住宅では、動物とともに居住することは禁止されていることがほとんどで、人の身近にいる動物に対する一般世間の風当たりは、うるさい、汚い、臭いと煙たがられていました。その為、様々な理由で一緒に暮らせなくなった小動物たちは、一年間に200万頭も処分されていたのです。

動物たちへの向き合い方・知識不足により一緒に暮らすことが出来ない故、彼らからの恩恵も受けられず、逆に彼らを処分していた現状を何とか変えたく、上記の3本の柱を目的とする診療施設開設に臨みました。

ノア動物病院

また、それと同時に日本語の訳本、書籍を共同で執筆、印刷し、セミナー開催の団体を立ち上げ、日本、また海外でも実習が受けられる環境を整えることで、知識面だけでなく技術面においても発展してきました。

そして、動物のしつけの抜本的な改革をするために行動学を取り入れ、しつけインストラクターコースを設立し、動物たちの社会性育成プログラム、人と動物のチームによる動物介在活動・療法・教育を厚生労働省認可の法人として開設しました。

その結果、動物の能力は周知され、社会的立場は向上し、動物と暮らせる集合住宅は増加したのです。また、保健所で処分される動物の数は、年4万頭にまで減りました。さらに医療面においては、日本の動物病院は一次診療施設としては世界のトップになったと言えるでしょう。以上を振り返ると当院の当初の目標は、あらまし達成できたように感じます。

ノア動物病院 金子代表

上記のように安全に動物と暮らすことが出来るという基本的ベースが達成出来たなら今後は、動物の生活の質の向上を目標としたく思います。

動物たちは、新しい飼い主様に巡り合った時から新たな命が始まると我々は考えています。そして命の尽きるその日まで苦しみ少なく飼い主様と楽しく暮らすために。最後まで歩ける楽しみを持てるように。その為にも動物病院を好きになって欲しい。動物病院は、頼れる楽しいところなんだよと。

その為に我々ノア動物病院は「理想のホームドクター」として獣医療の提供はもちろんのこと、スタッフとともに動物の個性に合わせた社会性を学ぶ場(デイケアやしつけクラス、運動会)で楽しんだり、遊びの中でリハビリテーションを施したり、必要に応じて行動学的治療を施す総合的な診療施設であり続けていきたいと思っております。

ノア動物病院 代表 金子 剛